
着床出血で基礎体温低い?
一般的に、着床出血(月経様出血)では、基礎体温が低いままということは考えにくいです。
着床出血は妊娠の兆候なので、高温期の体温が持続することになります。
着床出血と生理の違いは、出血の量や症状、出血が出る期間だけで違いを判断するのは困難です。
着床出血の色や量も生理と変わらないことがあります。また、出血がある期間も生理予定日と重なっていることもあって違いを見つけることが難しくなります。
着床出血(月経様出血)でも基礎体温が低い?
着床出血でも体温が低い場合や基礎体温が下がる場合は、妊娠の可能性よりも次の生理が来るか他の婦人科疾患での不正出血の疑いがあります。
着床出血であれば、着床したあとは高温期を持続することになるので、体温が下がったり低温期のままということは考えにくいです。
妊娠していると、基礎体温でいう高温期の体温が21日以上続くことで妊娠している可能性が非常に高くなります。
着床出血なら、高温期の体温が続くことになり、基礎体温が下がることはないということになります。海外では一時的に体温が下がるとされているようなのですが、日本では認知度は低く産婦人科でも言われることはないようです。
妊娠すると、体温が下がることはほとんどないので、着床出血よりも他の出血する原因をしらべることが必要です。
出血が長い期間続く時や腹痛がある場合には、産婦人科を受診して診察を受けるようにしましょう。
着床出血が起こる時期は、生理予定日付近なので、早期妊娠検査薬の「チェックワンファスト」が使用できる時期です。生理予定日1週間後には通常の妊娠検査薬が使えるので、検査薬で妊娠を確かめてみましょう。
着床出血と生理の違いと基礎体温
着床出血と生理の違いを、基礎体温表からみることができます。
直接的に、着床出血と生理の違いを調べることはできませんが、基礎体温を測り続けることで分かるようになります。
生理が順調に来ている人は、基礎体温が低温期と高温期に2相になっています。
この高温期の体温が18日以上続くと妊娠している可能性があり21日以上続くことで妊娠している可能性が高くなります。
この期間になると、妊娠検査薬も使用できる時期なので検査薬を使って陽性か陰性か確かめてみましょう。
この他にも、妊娠を考えているなら、妊活中から妊娠初期にかけて先天性異常のリスクに注意することも大切ですよ。
妊娠したいなら、先天性異常のリスクに注意!
妊娠したいママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠初期に大事な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるという事実です。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より、厚生労働省が妊娠可能な女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は、母子手帳に記載されるぐらい重要な栄養素です。
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、着床出血でも基礎体温が低い場合について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
着床出血の色と量では、生理と違いが分からないことも。
実際に起こる着床出血の色は、茶色やピンクのおりものから、どす黒い血液まで生理との違いを見つけることは難しいです。
出血の量も、極少量のときは着床出血を疑いますが、生理2日目ぐらいの量を出血することもあるので違いは分かりません。
妊娠を確認するには、妊娠検査薬を使うのが安全で確実です。
妊娠検査薬は、着床後に初めて分泌されるホルモン、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度を測定しています。
hCGが測定できる濃度まで増えると、妊娠していることが分かるようになります。
妊娠したら気を付けること、注意点
妊娠したら気を付けること、注意点をまとめてみました。下記ページを読んでみてください。
妊娠初期にやるべきこと、することをまとめました。じっくり読んでみてくださいね。
子どもを作る方法とは?早く妊娠する方法
早く妊娠する方法を紹介しますね。
この他、生理予定日と着床出血の関係については生理予定日に着床出血で、生理予定日全般の話題は生理予定日で詳しく紹介しています。読んでみてください。
生理周期については生理周期でまとめてみました。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。