
妊娠中の薬の服用
妊娠中の薬の服用は、慎重に行うようにしましょう。自己判断で飲むことは絶対にダメなので、薬を服用する前には必ず産婦人科の担当医に相談してからにしましょう。
漢方薬は副作用が少ないイメージがありますが、治療薬と同じ作用をするものもあります。漢方薬も服用する前に医師に相談してから服用するようにしてください。
妊娠中の抗生物質
妊娠中に風邪を引いたり怪我をしたときに、抗生物質を服用していいかどうか不安になることがあります。
妊娠中に飲んでも比較的安全とされる抗生物質はパセトシン、ペングット(ペニシリン系)セフゾン、フロモックス(セフェム系)、クラリスロマイシン、ジスロマック(マクロライド系)があります。
産婦人科の医師の指導に従って服用するようにしてください。
妊娠中に気になる薬として
・風邪薬
・頭痛薬
・漢方薬
・便秘薬
があります。この次は上記の項目について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠中の薬
●妊娠中の風邪薬
妊娠中の風邪は、症状が軽ければ2・3日程度で治まってくることもありますが、長引くと上気道炎や肺炎など重症化することもあります。
風邪で産婦人科を受診すると、次のような薬が処方されることが多いです。
・葛根湯
・小青竜湯
・麦門冬湯
・フスコデ
・ムコソルバン
・ビソルボン
・ムコダイン
これらの風邪薬に加えて、抗生物質が処方されることがあります。
風邪で抗生物質が処方されるときは、セフェム系、ペニシリン系、マクロライド系の抗生物質が処方されることが多いようです。
これらの薬は、比較的安全とされるものです。風邪が長引くとお腹が張ってきたりお腹の赤ちゃんが心配になります。
医師の指示通りに服用して早く治療するようにしましょう。
●頭痛薬
頭痛薬などの解熱鎮痛剤では、「妊娠もしくは妊娠している可能性がある場合には投与しない」ことになっているものが多いです。
特に、ボルタレンやロキソニンなどは、市販の解熱鎮痛薬として販売されているため注意が必要です。
この他にも、インデバンやモービル、セレコックス、ポンタールといった解熱鎮痛薬は妊娠中に投与を避けるべき薬として挙げられています。
このような解熱薬を自己判断で使用するのは非常に危険です。まずは、産婦人科の医師と相談してから服用するようにしましょう。
●妊娠中の頭痛薬
妊娠中の頭痛薬の服用も慎重に行うようにしましょう。市販の頭痛薬の中には、妊娠中は避けるべき成分が入っていることがあります。
妊娠中の薬の服用は、必ず医師と相談してください。
●妊娠中の漢方薬
漢方というと、自然で作用が穏やかなイメージがありますが、中には薬と同じような作用があるものがあります。服用前には、必ず医師に相談するようにしましょう。
●妊娠中の便秘薬
妊娠中は、便秘になる人も多く悩みの種の一つです。つい市販の便秘薬を飲んでしまいそうですが、市販の便秘薬の中には、腸を動かす「センナ」と言う成分が入っていることがあります。
センナは作用が強いので、妊娠中は避けたほうがよいと言われます。
妊娠中の便秘は、普通のことなので恥ずかしいものではありません。便秘かな?と思ったら、産婦人科を受診して薬を処方してもらうようにしましょう。
妊娠中の薬
妊娠中の薬の服用は、慎重に飲むようにしなければなりません。特に、妊娠初期は薬を飲むとお腹の赤ちゃんに重大な影響が出ることがあるので注意が必要です。
妊娠中は、市販薬を飲むときも注意しましょう。市販薬の中には、妊娠中に飲まないほうがいい成分が含まれていることがあります。解熱剤や頭痛薬はもちろんですが、便秘薬の中にも入っていることがあるので注意しましょう。
妊娠中に薬を服用するときは、自分がどの妊娠の時期にいるのか確認してみる必要があります。妊娠初期と言われる妊娠2ヶ月の時期は、薬による赤ちゃんへの影響が出ることがあるので十分に検討してから飲むようにしましょう。
飲もうとしている薬が、ママや赤ちゃんにどのように影響するのか分かりません。薬に疑問や不安を持ったときには、産婦人科の医師に相談してから飲むようにしてください。詳しくは妊娠中の薬で説明しています。
この他、妊娠中の注意点は、妊娠中の注意点で、妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで紹介しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。