
妊娠初期症状なし
妊娠初期症状なしで、不安に思っている人もいると思います。雑誌やネットで調べても、妊娠初期からつわりが始まると書いてあってますます不安になることもあります。
しかし、妊婦さん全体の20~50%は、つわりを感じなくて過ごしているというデータもあって、つわりがないからと言って心配する必要なないようです。
産婦人科医から順調と言われているなら、問題ないといえるのはないでしょうか?

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
あれが妊娠の兆候?
何もつわりだけが妊娠初期の症状ではありません。頭痛や腰痛、喉の痛みやせきなど風邪のような症状、下腹部のチクチクした痛みなど普通の生理前のような症状も妊娠初期症状の一つです。
そのときは、何も思わなくても後から、「あれは妊娠の兆候だった」と感じる人も多いのです。
次は、妊娠初期症状と流産、子宮外妊娠などの関係と赤ちゃんへの影響などを詳しく紹介します。
妊娠初期症状ないと流産?
妊娠初期症状がないと流産というわけでもありません。しかし、症状がなくても稽留流産(稽留流産)といって出血や痛みを感じなくても流産している場合があります。
また大量の出血や強い腹痛があって流産になるケースもあります。こればかりは、正確なデータもないので個人差があるとしか言いようがありません。
妊娠して、胎のうと心拍が確認できれば流産する確率は低くなります。この時期までは、心配もあると思いますがリラックスして過ごすことが大切です。
出血やおりものが茶色になったり腹痛があるときは、すぐに産婦人科へ連絡して指示を仰ぎましょう。
■妊娠初期の流産の原因
妊娠初期の流産の原因は、ほとんどが染色体異常が原因と言われています。進行性流産になると止めることができません。
流産する確率は年齢を追うごとに増えて、40代では40%以上とかなり高くなっています。
初期症状と子宮外妊娠
妊娠初期症状がないと子宮外妊娠になるという説がありますが、完全には否定できないのが現状です。
子宮外妊娠は、妊婦さん全体の0.5~1.5%に発生するとされ、症状として少量の出血や腹痛、お腹の張りなどがあります。
しかし、妊娠初期と言われる4~5週頃までの子宮外妊娠は症状がないことが多くあり、正常な妊娠や切迫流産との鑑別が非常に困難になっています。
通常、妊娠が進むと赤ちゃんの袋である胎のうが確認できるのですが、子宮外妊娠(異所性妊娠)の場合は胎のうを確認できません。胎のうが確認できないのに妊娠反応が続く場合は子宮外妊娠が疑われます。
妊娠初期症状とは、チクチクしたお腹の痛みやつわりなどがありますが、出血や腹痛なども含まれます。これらの症状だけで子宮外妊娠の診断はできません。
通常、この時期になると一度は産婦人科を受診していると思うので、子宮外妊娠なら何かしら医師から指示が出ているはずです。
医師から順調と言われているなら心配はないと思いますが、症状がなくて不安なら産婦人科を受診して医師に相談してみましょう。
参考:日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科医局-情報-子宮外妊娠
妊娠初期症状なしだからといって必要以上に心配することはありません。初期症状がない人でも無事出産している人も多くいます。
不安があるなら、担当の産婦人科の医師に相談するのが一番です。まずは医師に相談してみましょう。
この他、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで、妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点で詳しく紹介しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめました。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。