
妊娠初期の仕事は報告が大事@注意点とつわり対策、立ち仕事
妊娠初期の仕事は、つわりも重なって体調が良くないことも多く、休みがちになることもあります。
職場と周囲の理解を得るため、妊娠10週前後のできるだけ早い時期に妊娠の報告をしましょう。
報告する際は、出産予定日や産休日程、育休を取るかどうかも忘れずに報告するようにしてください。
妊娠初期の仕事とつわり
妊娠初期につわりがピークを迎えることもあり、妊婦さんは職場で働くことが辛くなってきます。つわりが一番辛いと思いますが、つわりの対処法として次のようなことがあります。
■妊娠初期の仕事とつわり対策
・空腹に備えてお菓子。
・匂いの少ないところに。
・通勤時間をずらす。
・外に出て気分転換。
・眠いときは休む。
このような対処法があります。
つわりには必ず終わりがあるので、そのときまで頑張って仕事をしましょう。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
次は、つわりの対処法について詳しく紹介していきます。
仕事でのつわり対処法
●空腹に備えてお菓子。
つわりがあると、お腹が空くことでムカムカが大きくなってしまいます。胃の中に何か入っていると症状が軽減できることがあるので、一口サイズのチョコレートやキャンディーを持っていくようにしましょう。
●匂いの少ないところに。
窓を閉め切った職場では、化粧品や食品のにおいが充満して、つわりがひどくなることがあります。
できるだけ、匂いの元から離れるかまめに換気をするようにしましょう。においを少なくするためにマスクを付けるのもいいでしょう。
●通勤時間をずらす。
通勤に満員の電車やバスを使う人は、通勤時間をずらせないか上司と相談してみましょう。満員電車は、それだけでつわりがひどくなる原因になります。
今使っている電車を数本早めるか遅くすることで満員電車を回避するようにしてみましょう。
●外に出て気分転換。
同じところでじっと仕事をしていると、気分が滅入ってくることもあります。休憩時間には外出して気分転換をするなどして、つわりを和らげる工夫をしていきましょう。
●眠いときは休む。
妊娠初期の症状として、いくら寝ても一日中眠たいことがあります。
眠たいときは無理をせず、休憩時間にゆっくり休むなど工夫をしていきましょう。眠気対策として、ガムやキャンディーを食べるものいいですね。
だたし、カフェインが入っていない刺激のないものを選ぶようにしてください。
産休に入る準備をしよう
妊娠の報告が終わったら、産休へ向けて準備を開始しましょう。
ここでは、産休までのスケジュールをまとめてみました。
●妊娠3ヶ月ごろ
上司や周囲に妊娠の報告。この頃になると流産する危険性も低くなるので、この時期に報告するのがいいでしょう。
●妊娠4~5ヶ月ごろ
産休や育休出産一時金などのの申請、情報収集はこの時期に行います。関係部署に問い合わせるなどして準備しましょう。
●妊娠6~8ヶ月ごろ
この頃から、後任への仕事の引き継ぎや仕事のマニュアルを作るなど職場の仕事をスムーズに引き継ぐための準備をします。
関連部署に連絡をして、挨拶も済ませておきましょう。
●妊娠9~10ヶ月
産休へ入ります。ゆったり過ごして出産に備えてください。
●産後、職場へ復帰
産休または育休後に職場へ復帰します。
職場へ復帰する前には、保育園や幼稚園を利用するか、だれが送り迎えをするかなど家族と話し合っておきましょう。
復帰したら、各部署への挨拶、仕事の引き継ぎ相手への慰労を忘れないようにしましょう。
産休と育休
産休と育休は、赤ちゃんを育てるために大切な休暇になります。産休には、産前休業と産後休業があり産前休業では6週間、産後休業では8週間のお休みを取ることができます。
育休は、子が1歳に達するまでの期間での休暇となります。育児休業は、会社員の人のみが取れる休暇で、自営業やフリーランスの人は育児休暇となり期間は自由になりますが手当などは支給されません。
産休でもらえるお金は、出産手当金と厚生年金・健康保険料の免除になります。育休でもらえるお金は、育児休業給付金・厚生年金・健康保険料の免除です。詳しくは産休と育休でまとめています。
妊娠初期の立ち仕事
妊娠初期の立ち仕事は、体調面から考慮してできるだけ避けたほうが無難です。職場や上司に報告をして、仕事中でも休憩できるように環境を調整してもらうようにしましょう。
妊娠初期には、ホルモンバランスが急激に変化する時期なので、急に体調が悪くなったり疲れやすくなるのがあります。腹痛が起こったり出血することもあるので注意しましょう。
立ち仕事をしていると心配になるのが流産ですよね。ですが、仕事や運動が直接流産の原因になることはほとんどないとされます。妊娠初期の流産の多くは胎児側の染色体異常にあるとされています。
職場が十分な対応を取らなかったり、ママの体調が思わしくないなら仕事を辞めることも選択肢の一つです。家族やパパと十分に相談してから退職するかどうか判断してください。詳しくは妊娠初期の立ち仕事で解説しています。
このように、妊娠初期の仕事はつわり対策と出産へ向けた準備が中心となります。つわり対策が一番の課題ですので、自分にあった方法を見つけてみてください。
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