
妊娠初期に便秘になるの?
妊娠初期に便秘になるの?とおもうかもしれませんが、初期でも便秘になることがあります。
妊娠初期は、大きくホルモンバランスが変化する時期です。胃腸にも影響が出てくる時期です。また、つわりも始まり気分が優れないことが多くなります。
ここでは、妊娠初期の便秘の原因と便秘を解消する方法について詳しく紹介しています。
妊娠初期の便秘の原因
妊娠初期には、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が続きます。
プロゲステロンは、子宮の収縮を抑え大きくなるのを手助けするホルモンですが、これが胃や腸にまで作用して動きが鈍くなってきます。
胃腸の動きが鈍くなるので、便秘になると言われています。便秘だけでなく下痢になる人や便秘や下痢を繰り返す人もいて個人差が大きいようです。
次は、妊娠初期の便秘解消法について紹介します。
妊娠初期の便秘を解消
妊娠初期の便秘を解消するには、食事内容を改善することから始まります。今の食事に、食物繊維や乳酸菌を取り入れた食事に改善していきましょう。
■妊娠初期の便秘を解消しよう!
・食事は一日3回規則正しく。
・朝起きたら1杯の白湯。
・トイレに行く習慣を。
・水分補給を心がける。
・乳酸菌やオリゴ糖を摂る。
・便秘解消できないなら病院へ。
このような点に気をつけて、便秘を解消していきましょう。
●食事は一日3回規則正しく。
食事は一日3回、きちんと食べるようにしましょう。特に、朝食を抜くことは絶対に避けるようにしましょう。
朝食を抜くと前日から10時間以上栄養を補給しないことになり栄養不足や赤ちゃんへの影響が心配です。
妊娠前から朝食を食べる習慣がない人も、これを機会に朝食を食べるようにしましょう。規則正しく食べることで、胃腸にリズムができて便秘を解消しやすくなります。
●朝起きたら1杯の白湯。
朝起きたときに1杯の白湯(さゆ)を飲むと胃腸の調子が良くなります。暖かい飲み物で胃腸の動きを活発にして、便秘の解消を目指します。
水でもいいのですが、冷たい水は腸を刺激しすぎるので白湯の方がおすすめです。
●トイレに行く習慣を。
食事の後にトイレに行く習慣を身につけましょう。トイレで何も出なくてもいいので、まずはトイレに行く習慣を身につけることが大切です。
●水分補給を心がける。
妊娠初期はつわりもあり、中々食べたり飲んだりすることができなくなります。
一度にたくさんの水分を摂らなくてもいいので、まめに水分補給することを心がけてください。
●乳酸菌やオリゴ糖を摂る。
乳酸菌やヨーグルトも便秘によいと言われています。便秘解消と栄養補給をかねてヨーグルトなどを食べるようにしましょう。
植物性の乳酸菌を摂るのもいいでしょう。
つわりのときは、食べることが辛いので食べられる範囲で試してください。
●便秘解消できないなら病院へ。
色々な便秘解消法を試しても便秘が改善できないときには、産婦人科を受診して便秘薬を処方してもらうようにしましょう。
市販の便秘薬を使うのは危険です。必ず産婦人科で処方された薬を飲むようにしてください。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
便秘以外で腹痛があるときは?
妊娠初期に便秘以外に腹痛があるときは、子宮筋腫や卵巣のう腫など婦人科の病気の可能性があります。
特に出血と痛みがあるときは、流産の可能性もあるのですぐに産婦人科へ連絡して指示を仰いでください。
妊娠初期の便秘は、妊婦さん全体の1/4ぐらいが経験してます。つわりもあって辛いと思いますが、頑張って乗り越えてください。
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