
妊娠初期の胃痛
妊娠初期の胃痛は、つわりのの関係だと言われています。チクチク痛むこともあり、つわりと一緒になって辛い思いをすることも多いと思います。
妊娠初期は、胃の痛みだけでなく、便秘や下痢と言った症状も出てくるので大変ですね。
ここでは、妊婦さんの体験談から胃痛によかったものを紹介してきます。
自分に合った対処法を試してみてください。
妊娠初期の胃痛の原因
妊娠初期に胃痛が起きる原因は、黄体ホルモン(プロゲステロン)による胃腸への作用によるものと考えられています。
プロゲステロンは、子宮の収縮を抑え柔らかくして子宮が大きくなるのをサポートしていますが、それが胃腸へも作用して動きが緩くなるのです。
このほかの原因として、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、ウイルス性胃腸炎、細菌性胃腸炎、神経性胃炎などがあります。
これらの病気は治療が必要になるので、病院で診察を受けて診断してもらうようにしてください。
妊娠中は、消化不良を起こしやすいので、少しずつ良く噛んで食べるようにしましょう。
胃痛や胸焼けは、妊娠初期の症状で感じやすい人も多くこれで妊娠に気が付く人もいるようです。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
妊娠初期の胃痛対策
妊娠初期は、胃の痛みや胸焼けが起こりやすく食べるのが辛い時期です。
妊娠初期に胃痛を経験した妊婦さんに聞くと、色々な食材で胃痛が和らげていたと話していました。
■妊娠初期に胃痛を和らげた食材・方法
・キャベツを食べる。
・リンゴを食べる。
・ノンシュガーガムを噛む。
・炭酸水に果汁やジュースを混ぜる。
・ヨーグルトを食べる。
・ホットミルク、豆乳を飲む。
●キャベツを食べる。
キャベツを食べると、胃が楽になったと言う人もいました。キャベツは食物繊維も豊富で便秘にも良いので、キャベツを食べるのもいいかもしれません。
千切りやスープにして食べるといいようです。
●リンゴを食べる。
キャベツのにおいがちょっと。。。と言う人はリンゴがおすすめです。リンゴは栄養価も高く、つわりのときにも食べやすい果物です。
シャキッとした歯ごたえがいいですね。
●ノンシュガーガムを噛む。
砂糖が入っていないノンシュガーガムを噛むと、唾液が分泌されて消化が良くなります。
しかし、キシリトールが入っているガムを食べ過ぎると下痢を起こすことがあるので注意してください。
●炭酸水に果汁やジュースを混ぜる。
炭酸水もつわりのときによく飲まれる飲み物です。これに果汁やジュースを加えて味を付けたものを飲みます。
ただし、糖分の取り過ぎには気をつけて!
●ヨーグルトを食べる。
ヨーグルトは、胃や腸に優しいのでおすすめの食べ物です。ヨーグルトには、乳酸菌が入っていて便秘対策にもなります。
●ホットミルク、豆乳を飲む。
ホットミルクや豆乳を飲むことで胃が落ち着きます。カルシウムも補給できます。
温かい飲み物を飲むと、心が落ち着きますね。
■胃痛対策
・良く噛んで食べる。
・唐辛子や胡椒など刺激物を避ける。
・梅干しを食べる。
・食事は何回か分けて。
・鍼やツボ押し。
●良く噛んで食べる
良く噛んで食べることで、消化を良くしていきます。良く噛むことで満腹感も得ることができます。
噛むことで唾液が良く出て、消化されやすくなります。
●唐辛子や胡椒など刺激物を避ける。
唐辛子や胡椒などの刺激物は、胃を刺激して胃酸が出やすくなります。胃酸が出過ぎると、胃痛の原因になるのでなるべく避けるようにしましょう。
●梅干しを食べる。
梅干しのクエン酸が胃の働きを助けます。酸っぱい味は、妊婦さんにも人気でつわり中の食事として知られています。
●食事は何回か分けて。
一度に食べ過ぎると、胃酸が多くなって胃痛や胸焼けの原因になります。胃が痛むときは、少量の食事を何回かに分けて食べると胃の負担が軽くなります。
●鍼やツボ押し。
鍼やツボ押しも妊娠中の胃痛にはいいと聞きます。妊娠中は、肌が敏感になっているので気をつけましょう。専門の先生に相談してみてください。
妊娠初期の胃痛はいつから?
妊娠初期は、胃痛の他に症状がある
妊娠初期では、胃痛の他にむかつき、みぞおちが痛い?お腹の張りやガスが出やすくなどなどの症状があります。
このような腹痛の症状が出る原因として黄体ホルモンの作用があります。黄体ホルモンは妊娠によって分泌される量が激しく変化します。
この変化は、妊娠を継続して子宮の成長をサポートする働きで子宮を柔らかくする作用があります。この作用が胃腸を動かしている平滑筋に作用して動きに影響がでます。
胃や腸の働きが弱くなって胃痛やみぞおちの痛みを発生させることになります。これに加えて、下痢や便秘の原因になったりします。
胃痛やみぞおちの痛みは妊娠初期だけでなく、中期や後期にも症状が出ることがあります。上記のような対策を取ることで和らいでいくことが多いです。
しかし、胃の痛みが治まらないときは、産婦人科を受診して薬をもらうようにしてください。
詳しくは妊娠初期の胃痛、むかつき、みぞおちが痛い?お腹の張りやガスが出やすく。で説明しています。
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妊娠初期の注意点については妊娠初期の注意点、気をつけることで詳しく紹介しています。
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