
基礎体温と妊娠
基礎体温と妊娠には、非常に深い関係があります。妊娠したいと思ったら、すぐに基礎体温表を作るようにしましょう。
基礎体温を測るには、微細な体温変化を測ることができる婦人用体温計が必要です。最近ではスマホアプリと連動した婦人用体温計もあるので利用してみてください。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
基礎体温で妊娠しやすい時期が分かる?
基礎体温表を付けていると、妊娠しやすい時期が分かるようになってきます。一般的に妊娠しやすい時期は排卵日の3日前から1日後だと言われます。
この時期に仲良しすることで妊娠できる可能性が上がります。排卵日は基礎体温表でいう低温期の一番最後の日になります。しかし、排卵日は体調やストレスで微妙に変わってくるため、一応の目安として考えるのがいいでしょう。
正確な排卵日を知るには
正確な排卵日を知るには、排卵日の10日前ぐらいから排卵日検査薬を使うか産婦人科で超音波検査をすることで知ることができます。
排卵日検査薬は、排卵日を事前に知る必要があるので基礎体温をキチンと測ることが必要です。産婦人科で診察を受ける際にも基礎体温表は重要な役割を果たすので持って行ったほうがいいでしょう。
排卵日で男女産み分けができる?
正確な排卵日を知って男女産み分けを指導している施設もあります。男女産み分けの成功率は一概には言えませんが、大体7割ぐらいの確立で産み分けが可能とという報告もあります。
男女産み分けの方法は、男の子と女の子で違ってきます。どちらの方法も時間が掛かるため35歳以上の人には行っていないのが現状です。35歳以上になると妊娠自体が難しくなってくるためです。
どちらもパートナーの協力が必要不可欠なので、医師とパートナーを交えて事前にしっかりと話し合いを持つことが大切です。
妊娠前や妊娠初期には葉酸摂取が大事!
妊娠前や妊娠初期に葉酸が不足することで、無脳症や二分脊椎といった先天性障害のリスクが高くなることが分かっています。
妊娠前や妊娠初期に葉酸が不足しないように気を付けましょう。
食事から必要量を摂取するのは難しいので、サプリからの摂取がおすすめです。厚生労働省もサプリのほうが吸収効率がよいとしてサプリでの摂取を推奨しています。
サプリならつわり中でも無理なく飲むことができます。サプリでの葉酸摂取がおすすめです。妊娠に最適なサプリの選び方については失敗しない!葉酸サプリの選び方で詳しく紹介しているので読んでみてください。
妊娠しやすい体作り
妊娠したいと思ったら、妊娠しやすい体へと改善していきましょう。妊娠しやすい体とは、体調が良くて正常な周期で生理が来ている状態のことを言います。
生理が正常な周期で来ていなければ、排卵日を特定することが難しくなってきます。生理不順で妊娠することは難しくなるので、生理不順を改善してから妊娠を目指すようにするといいでしょう。
妊娠しやすい体を作るには、日頃の生活習慣と食生活を改善することが大切です。
■妊娠しやすい体作り
・規則正しい生活を送る。
・体を冷やさない。
・ぐっすり眠る。
●規則正しい生活を送る。
不規則な生活を送っていると、体にストレスとなり体調を崩す原因になってしまいます。なるべく規則正しい生活を送るようにしましょう。
一日3食食べることも大事です。朝食を食べない人もいると思いますが、朝食を抜くと一日の活動するエネルギーが不足してくるので、なるべく食べるようにしてください。
●体を冷やさない。
体に冷えがあると、様々な体調不良を引き起こす原因になります。特に下半身に冷えがあると血行が悪くなり子宮の活動にも影響することがあります。
なるべく体を冷やさない服装に変えて体を温める根菜類を積極的に食べるようにしましょう。シチューやスープが一度に食べられるのでおすすめです。
●ぐっすり眠る
眠りが浅いと体力や気力の低下を招きます。夜はぐっすり眠れるように工夫していきましょう。お風呂にゆっくり入るのもいいですね。体が冷めない1時間以内に就寝するのがいいでしょう。
基礎体温と妊娠は非常に密接な関係があります。基礎体温表から分かる病気もあるので毎日付けることをおすすめします。
妊娠と体温
妊娠と体温は関係が深いものです。妊娠すると、基礎体温表でいう高温期の体温が21日以上続くと妊娠している可能性が大きくなります。
この時期は、生理予定日の7日後付近なので妊娠検査薬を使って妊娠判定できる頃です。妊娠検査薬は自宅で簡単に妊娠しているか分かるもので、陽性になればほぼ100%の確率で妊娠しているのが分かる検査薬です。
妊娠反応が陽性になったら、すぐに産婦人科を受診して正常な妊娠かどうかをチェックしてもらいましょう。
妊娠が分かったら、赤ちゃんをお迎えするために日頃の生活環境や食生活を見直していきましょう。服装は、体が冷えないような服装にします。過半の締め付けは良くないのでスキニーやヒールは避けてください。
ストレスはママと赤ちゃんにも良くないので上手に解消して溜め込まないようにしましょう。睡眠も6時間取るのを目標にしましょう。詳しくは妊娠と体温で紹介しています。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。