
早く妊娠する方法
早く妊娠する方法を行うには、自分が妊娠しやすい体質か調べる必要があります。自分が妊娠しやすいかどうか確認してみてください。
妊娠しやすい体質とは、生理が正しい周期できて・子宮・卵巣・卵管・ホルモンバランスなどに異常がないことを言います。
ここでは、今より早く子どもを作る方法を紹介しています。最後まで読んでみてください。
早く妊娠する方法とは
ママ、パパともに健康で異常はなく、生理も正常に来ていることを前提に進めていきます。
早く妊娠する方法とは、産婦人科でも指導されているタイミング法のことです。
タイミング法とは?産婦人科で指導されている子どもを作る方法
タイミング法とは、妊娠しにくいママが訪れる不妊外来で、子どもを作る方法として指導されている方法です。
■具体的なタイミング法
①病院で正確な排卵日を調べて
②排卵日当日に仲良ししたら
③早くてその周期に妊娠
これだけで、妊娠する確率がアップします。この方法は、産婦人科でも不妊治療のときに行う方法です。
タイミング法を行うには、ママもパパも子供を作る器官が正常に機能していることが前提となります。
セントマザー産婦人科医院によると
奥様の年齢が若い、結婚してそれほど年数が経っていない、精子の状態が良好、卵管が両方とも通っている、できるだけ自然に妊娠したい
上記のような人がタイミング法の適応となります。
子どもを作りたいけど中々できないこともありますよね。
年齢が33歳以下の人なら半年間を目安に、これ以上の年齢の人は2.3回をめどに行って、妊娠できないなら、不妊外来を受診することをおすすめします。
妊娠できない期間が長いと(最近では1年間)、ママやパパのどこかに不妊の原因がある可能性があります。
年齢が高くなると、妊娠しにくくなるので、早めに産婦人科を受診して妊娠できない原因を調べるようにしましょう。
この次は、妊娠するためには?と妊娠しやすい人・妊娠しにくい人について詳しく紹介しています。
妊娠しやすい人・妊娠しにくい人
具体的な統計を取っていませんが、子供出来やすい人と妊娠しにくい人にはある傾向があると言われています。
■子供が出来やすい人
・35歳以下。
・気持ちがおおらか、プラス思考。
・生理が毎月来ている。
・パパと仲良し。
・極端に痩せたり太っていない。
このような傾向があると言われています。反対に妊娠しにくい人の傾向とは
■妊娠しにくい人
・35歳以上。
・神経質で細かい。
・生理が不安定・来ない。
・パパと不仲。
・極端な痩せ・肥満。
高齢出産と言われる年齢以上で、非常に神経質で生理不順、パパとうまくいってなくて痩せ・肥満がある人が妊娠しにくい傾向があるようです。
あくまで傾向ですので、参考程度にしてください。
やはり早く妊娠するには、健康でうまくストレス解消できている人が妊娠しやすいようですね。
もし、妊娠を考えているなら、妊活中から妊娠初期にかけて先天性異常のリスクに注意することが大切ですよ。
妊娠を考えるなら、先天性異常のリスクに注意!
妊娠を考えているママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠前から初期にかけて、重要な栄養素である葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎などの先天性異常のリスクが高くなるという事実です。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より、厚生労働省が妊娠可能な女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は、母子手帳に記載されるぐらい重要な栄養素です。
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてください。
葉酸が不足すると?
葉酸が不足すると、先天性異常の発生率が高くなります。
日本産婦人科医会によると
例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である。
なんと、日本はアメリカの8倍、イギリスの6倍も先天性異常の発生率が高いのですね。
ここで、ポイントになるのが葉酸です。
アメリカやイギリスでは、葉酸を積極的に摂取するようにしたところ、先天性異常の発生率が1/10になっています。
日本では、葉酸の認知度が低く先天性異常の発生率がドンドン増えてきています。
「葉酸が妊娠に必ず必要」、と知っているママが非常に少ないので心配です。
自然の葉酸は、熱に弱く体内での吸収も悪い栄養素です。
厚生労働省や日本産婦人科医会、日本先天異常学会も葉酸サプリを毎日飲むように強く推奨しています。
葉酸は、妊娠前4週から摂取することが大切です。
なので、今すぐ葉酸を摂取する必要があります。葉酸が不足しないように注意してください。
葉酸サプリの選び方は、下記ページで詳しく紹介しています。読んでみてください。
妊娠したら気を付けること、注意点
妊娠したら気を付けること、注意点をまとめてみました。下記ページを読んでみてください。
妊娠初期にやるべきこと、することをまとめました。じっくり読んでみてくださいね。
妊娠するためには?
早く妊娠するには、ママとパパが一緒に妊活に取り組むことが大切です。
妊娠するために必要なこと
・ママとパパに異常がないか調べる。
・食生活や生活習慣を改善する。
・妊娠しやすい方法を試してみる。
上記の3つが大切です。
■ママとパパに異常がないか調べる。
中々妊娠できない原因は、ママとパパに原因があるかもしれません。
男性側に不妊の原因があることは珍しくありません。妊娠できない不妊の原因の約半分は男性側にあると言われています。
不妊の原因を調べに不妊外来に行くときはママとパパで受診することが大切です。
■食生活や生活習慣を改善する。
偏った食生活や睡眠不足は体にストレスとなって、血流を悪くする原因になります。
一日3食きちんと食べて、妊娠しやすい体をパパと一緒に目指しましょう。
関連記事:
・着床しやすい食べ物、子宮内膜に着床しやすくする食事は?
■妊娠しやすい方法を試してみる。
妊娠しやすい方法とは、上記でも説明しているタイミング法です。
早ければ、その周期に妊娠することがあります。
まずは、基礎体温を測って妊娠しやすい排卵日を調べるようにしましょう。
関連記事:
・タイミング法は何回行うの?
40代でも妊娠・出産
40代の人でも妊娠・出産に至った人は多くいます。しかし、実際は40歳以降で妊娠・出産できる確率は非常に低くなっています。
厚生労働省の調査では、40代の出産確率は約2%という調査結果があります。これは、不妊治療を行っている人での結果です。自然妊娠となるとこれよりもっと低い数字になると推測されます。
この数字を見ると40歳で妊娠・出産することは非常に厳しいと言うことになります。かなりショッキングな数字です。子供が欲しいなら今すぐ妊活を開始してください。
■なぜ40歳以降は妊娠しにくいの?
卵子は35歳を過ぎると急激に老化していきます。40代となるとかなり老化が進んでいる状態となっています。今の医学では卵子の老化は止められないので、少しでも早く妊活を始めることが重要なのです。
関連記事:
・卵子の老化
妊娠するためには
妊娠するためには、自分が健康で妊娠しやすいかどうか確かめる必要があります。
通常の夫婦生活を行って1年以内に妊娠できる確率は約90%と言われています。もし、1年以上妊娠できない状態が続いていれば、一度不妊外来を受診することをおすすめます。
健康な状態とは
①生理周期が正常で排卵がきちんと起きてる。
②子宮・卵巣・卵管に異常がない。
③パパも異常がない。
このような健康な人は妊娠しやすい体質であると言えます。このような人は、仲良しのタイミングを合わせるだけで妊娠できる可能性があります。
今月の早く妊娠する方法のコラム
■早く妊娠するには、病気を治療してから
早く妊娠するには、まずは婦人科疾患など病気を治療してからタイミング法などを実践するようにしましょう。
早く妊娠したいと思っても、生理不順や無月経などの病気なら、妊娠しにくくなります。
●婦人科疾患は不妊の原因に。
生理不順や無月経、無排卵などの婦人科疾患は、妊娠できない不妊の原因になると言われています。生理が安定しないなら、一度産婦人科で診察を受けてみましょう。
・生理不順
生理不順になると、排卵日が安定しないために妊娠しにくくなります。生理不順の原因は、ストレスや肥満、痩せすぎや過度なダイエットなど日常生活に関わる部分も多いそうです。
・無月経
文字通り、生理が来ない状態を無月経と言います。月経がないということは、排卵が行われないので妊娠できないことになります。
60日以上月経がないときは無月経が疑われます。90日以上月経がないと治療にも時間が掛かるので、早めに産婦人科を受診して治療することが大切です。
・無排卵
生理が来るのに、排卵がないことを無排卵といいます。無排卵でも生理が来るので、自分では気が付きにくいこともあります。
排卵がないので、妊娠することはできません。こちらも早めに産婦人科を受診して治療を行うことが大切です。
この他にも、ホルモンバランスの乱れやアスリート並みの運動などが生理不順、あるいは生理が止まる原因となります。
中々妊娠できない原因は生理不順かもしれません。
生理が安定しないと、早く妊娠する方法であるタイミング法を実践できないので、産婦人科で原因を調べて治療するようにしましょう。
■早く妊娠する方法とタイミング法
早く妊娠する方法と言えば、タイミング法です。上記でも紹介しているいように、早ければその生理周期のうちに妊娠できる方法です。
タイミング法を実践する前に、ママとパパに妊娠に関して異常がないことを調べるのが前提となりますが、妊娠できる確率を上げることができる方法です。
この方法には、もう一つ重要なことがあります。それは、正確な排卵日を調べることです。
排卵日は、基礎体温表から推測できますが、正確な排卵日ではありません。実際に排卵が起こるのは、この日の前か一日後が多いと言う報告もあります。
妊娠率を上げるためには、正確な排卵日を知る必要があります。
正確な排卵日を調べるには、産婦人科を受診して超音波検査を行い、卵胞の大きさを計測することで分かるようになります。
自宅で排卵日を調べるには、排卵日検査薬を使いますが毎日使用しないと判定できないのがデメリットです。
毎日、産婦人科へ通ったり排卵日検査薬を使うのは費用も掛かるし時間もないという人は、基礎体温表から排卵日を調べて(低温期の一番最後の日)その日から前3日とあと1日に仲良しすれば妊娠する確率も上がります。
しかし、これでも難しい場合は、週2~3回、できれば毎日仲良しするほうが妊娠できる確率も上がるようです。
タイミング法を行う上で、もう一つ注意したいのが、パパとの夫婦の関係です。
男性は、排卵日に仲良しすることが大事ということは分かっているとは思いますが、「今日は排卵日」と伝えると、その日は残業したり、飲み会が入ったりして仲良しできないことがあります。
排卵日ごとに、こういった行動が出る場合には、パパがタイミング法にプレッシャーを感じているかもしれません。
妊娠にはリミットがあります。不妊治療を受けるなら、数年間必要なことがあります。
これを考慮すると38歳ぐらいまでに妊活を始めることが大事です。
早く妊娠するには、夫婦が協力して妊活を行うことがとても大切です。夫婦で今後のことについてよく話し合うようにしましょう。