
妊娠初期の食べ物
妊娠初期に食べることを控えたほうがいい食べ物があります。
妊娠初期に控えるべき食べ物
食べないほうがいい食品として、水銀を多く含んだ魚があります。
厚生労働省もパンフレットを配布して注意喚起しています。
ここで問題になっているのが、メチル水銀を多く含んでいる魚です。下記のような魚にメチル水銀が多く含まれています。
●メチル水銀を多く含んだ魚類
・クロマグロ
・金目鯛
・めかじき
・メバチマグロ
・キダイ
・ミナミマグロ
・コビレゴンドウ
・ギンダラ
・ビンナガ
このような魚にメチル水銀が多く蓄積されています。マグロ類に多く含まれているので、妊娠中は食べるのを控えたほうが無難です。
この他の妊娠初期に気を付ける食べ物として
・ビタミンAが多く含まれているもの。
・ヒ素を含んだ食品。
このような食べ物は妊娠中は控えるように言っています。
妊娠初期はビタミンAを控える。
妊娠中にビタミンA(レチノール)を多く含んだウナギやレバーを毎日食べ続けると、赤ちゃんの先天性障害のリスクを高めることになります。
社団法人 日本栄養士会でも、妊娠初期からのレチノール摂取について注意喚起しています。
●妊娠時:とりすぎに気をつけたい栄養素:ビタミンA:公益社団法人 日本栄養士会
動物性ビタミンA(レチノール)が多く含まれている食品として
・鶏・豚・牛レバ―
・やつめうなぎ
・うなぎ
・ほたるいか
・あなご
このような食品にレチノールが多く含まれています。
鶏・豚・牛レバ―は、栄養価も高く鉄分も豊富なので、毎日食べたほうが体にいい気もしますが、レチノールを多く含むので食べることを控えたほうがいいでしょう。
妊娠中は、上記の食品を食べないようにしましょう。
ビタミンAの過剰摂取リスク
妊娠初期から、動物性ビタミンA(レチノール)を過剰摂取することで、お腹の赤ちゃんに先天性障害のリスクが高まることが知られています。
■レチノール過剰摂取の先天性障害のリスク
・口唇口蓋裂
・心臓や血管の異常
・目や耳の異常
このような先天性障害のリスクが高まります。
ウナギやレバーは、妊娠中に食べることを控えたほうが無難です。
ヒ素を含んだ食品。
2004年に英国食品規格庁(Food Standards Agency :FSA)がひじきに無機ヒ素が多く含まれていることを発表して、ひじきを食べないように勧告を出しています。
ひじきは栄養価も高く食物繊維も豊富ですが、妊娠中は控えるようにしたほうが無難です。
妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!
妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠初期に大事な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてください。
この他、妊娠初期の注意点は、妊娠初期、超初期の注意点や気を付けることで説明しました。
妊娠したい人向けの情報は、妊娠したい!妊娠希望なのに、できない原因は?生理不順の人は産婦人科を受診。で紹介しています。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。