妊娠初期の下痢。出血や吐き気の症状

妊娠初期の下痢。出血や吐き気の症状

妊娠初期の下痢

妊娠初期の下痢。出血や吐き気の症状、便秘や腹痛、胃痛も一緒に起こる?

妊娠初期には、下痢になったり便秘になったりと胃腸炎の症状が出てくることがあります。急な腹痛や夜中で下痢で起きてみたりと症状も様々です。

妊娠初期の下痢、主な症状まとめ

妊娠初期の下痢、主な症状まとめ

・下痢痛、下腹部痛。
・生理のような痛み、生理痛。
・水のような水様便。
・便秘と下痢の繰り返し。
・お腹の張りや痛み。
・体温低下。
・悪寒、寒気。
・おならが出る、臭う。
・下痢と頭痛が同時に起こる。

このような症状と、頭痛や吐き気、腰痛や背部痛と一緒に下痢の症状が出ることもあります。

妊娠初期の下痢は稽留流産のサイン?

妊娠初期の下痢は稽留流産のサイン?

腸の筋肉と子宮を収縮させる筋肉が同じ自律神経でコントールされているので、下痢が続くことで子宮が刺激されて収縮する危険性があります。

子宮収縮は、陣痛と同じような作用を引き起こすことがあります。

下痢が原因となって流産を引き起こすこと自体、関係性は薄いと考えられていますが、下痢が続くようなら産婦人科を受診して診察を受けるようにしましょう。

妊娠初期に下痢と出血の症状があるときは?

下痢のような痛みと出血があるときは、早期流産や切迫流産の可能性があります。急いで産婦人科に連絡して受診、診察を受けるようにしましょう。

下痢と茶オリ、ピンク色もおりものが一緒に出ることもあります。茶オリ、茶褐色やピンク色もおりものは、血液が変化している色なので、早めに産婦人科を受診するようにしてください。

つわり症状がなくなったら繋留流産の疑いがあります。

子宮筋腫や子宮外妊娠(異所性妊娠)の場合は下痢の症状が出ることは少ないようです。

血便が出ているときは感染症や痔などの疑いもあるので早めに受診しましょう。

下痢が続く場合は、妊婦健診を待ったほうがいい?

下痢は一過性のもので心配ないこともありますが、念のために産婦人科を受診するようにしましょう。

慢性的に下痢の腹痛が続くようなら、妊婦健診を待たずにかかりつけの産婦人科を受診してください。

下痢の改善策や対処法は?

下痢の改善策や対処法は?

妊娠初期の下痢の改善策や対処法は、まずは産婦人科を受診して下痢の原因を調べることです。

下痢の原因は、感染症などに罹患した場合と、消化不良や精神的ストレスで起こるものに分けられます。

感染症の場合は、抗生物質のホスミシン錠)や生菌整腸剤のラックビー微粒N、乳酸菌製剤のビオスリー錠などが処方されます。

感染症以外の食べ過ぎなどが原因のときは、食べ過ぎないように気を付けるようにます。それでも下痢が治まらないときは、下痢止め薬のロペミンカプセルが処方されることがあります。

下痢は水分不足で脱水になりやすいので、しっかりと水分補給をするようにしてください。特につわりがあるときは、水分補給がおろそかになることもあるので、意識的に水分を補給するようにしてください。

また、下痢の薬は整腸剤であるビオフェルミンs、ミヤbmなどが下痢の原因になることもあります。自己判断で飲まないようにして、産婦人科で相談してから飲むようにしましょう。

妊娠中の下痢は、原因を調べないと適切な解消方法や対策方法が分かりません。一時的な下痢でも、産婦人科を受診して原因を調べて改善するようにしましょう。

下痢のときは、ご飯はお粥を食べるようにして様子をみることもあります。しかし、お粥ばかりだと体力の回復が遅れるので、早めに普通の食事に戻すことが大切です。

栄養バランスのよい食事を心がけて、腸内環境を整える食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖などを食事のメニューに取り入れましょう。

下痢ではなく軟便のときも同様に栄養バランスのよい食事になるように食生活を改善しましょう。

下痢と便秘を繰り返すことがある。

妊娠中には、下痢と便秘を繰り返すこともあります。この状態が続くと子宮の収縮に影響が出るのが心配なので、産婦人科を受診して診察を受けるようにしましょう。

下痢になる原因は?

下痢になる原因は?

妊娠中に下痢になる原因として

・hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)や卵胞ホルモン(エストロゲン)がホルモンバランスに作用。
・感染症。
・食べ過ぎや食あたり。
・下半身の冷え。
・ストレス、過敏性大腸症候群。
・マグミット、マグラックスなど酸化マグネシウムの下剤で下痢に。
・ビオフェルミンs、ミヤbmなどの整腸剤でも下痢になる。
・貧血でもらう鉄剤で下痢になる。
・便秘の薬で下痢になる。

このような下痢になる原因があります。

妊娠すると初めて分泌されるhcgや女性ホルモンが作用してホルモンバランスが激しく変化するために下痢や便秘を引き起こすことがあります。

hCGや女性ホルモンの作用
妊娠することで初めて分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)や黄体ホルモン、卵胞ホルモンの影響で自律神経に影響して下痢になるというものです。

感染症。
細菌やウイルスに感染することで起こる下痢です。症状として腹痛、下痢、嘔吐、水様便、血便などがあります。

下痢を起こす感染症
ウイルス性胃腸炎
ノロウイルスやロタウイルスなどに感染して、腹痛、下痢、嘔吐、発熱など症状を発症します。胎盤を通してお腹の赤ちゃんに感染することはないですが、下痢や嘔吐による脱水症状が心配です。

治療は、整腸剤の投与のみですが、脱水がひどい場合には点滴で水分を補給することがあります。

細菌性胃腸炎
サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、o-157などの病原性大腸菌に感染することによって発症します。

症状は、腹痛、下痢、嘔吐、水様便、血便があります。妊娠へ影響はないですが脱水にならないように気を付けましょう。

治療は、抗生物質と整腸剤が投与されます。

ストレス、過敏性大腸症候群。
過敏性大腸症候群とは、精神的なストレスから、腹痛や下痢、嘔吐を繰り返す病気です。緊張するとお腹がゴロゴロなったり、下痢や便秘を繰り返すことが主な症状です。

下痢による体力消耗を予防する目的で整腸剤などの薬が処方されますが、治し方としては、ストレスになっている原因を取り除くことが一番の改善方法となります。

マグミット、マグラックスなど酸化マグネシウムの下剤で下痢に
マグミット、マグラックスなど酸化マグネシウムの下剤で下痢になることがあります。

マグミット、マグラックスは、安全性の高い薬で妊婦さんにも下剤として処方される薬です。この酸化マグネシウム剤が効きすぎて、腹痛や下痢の症状が出ることがあります。

マグミットなどを飲用して下痢や腹痛などの症状が出たら、早めに産婦人科を受診して用法と用量を調整してもらうようにしましょう。

ビオフェルミンs、ミヤbmなどの整腸剤でも下痢になる。
まれに、ビオフェルミンs、ミヤbmなどの整腸剤を飲むことで下痢になる妊婦さんもいます。

腸内環境と整腸剤とのバランスが合っていない可能性もあるので、産婦人科受診して薬を変えてもらうようにしましょう。

貧血でもらう鉄剤で下痢になる。
妊娠中は、お腹の赤ちゃんにより多くの血液が必要になるために、貧血になる妊婦さんも多いです。

貧血を改善するために、赤い錠剤の鉄剤が処方されますが、副作用として下痢や便秘になることがあります。産婦人科で量を調整してもらうようにしましょう。

便秘の薬で下痢になる。
コーラックやラキソベロンといった便秘薬で下痢になることがあります。

コーラックは市販薬なので、妊婦さんにはNGです。便秘薬を飲む場合は、必ず産婦人科医の許可を得てから飲むようにしましょう。

ラキソベロンを飲むときは、自分で量の調整をしますが、これがうまくいかずに効き過ぎて下痢になるケースがあります。

この薬は産婦人科でも処方されますが、妊娠初期には使わない方がいいという医師もいます。効果強いため流産の危険性を危惧しているためです。

ラキソベロンを使う際には、産婦人科医の指導の下に使用するようにしてください。

下痢になる飲み物や食べ物

人によっては、下痢になる飲み物や食べ物があります。

下痢になる飲み物
・ココア
・コーヒー
・ホットミルク
・ミネラルウォーター

このような飲み物が下痢になりやすいです。ココアやコーヒーにはカフェインも入っていますので、妊娠中は控えたほうが無難です。

ミネラルウォーターは、硬質のものが下痢になりやすいようです。コントレックス、エビアン、サンペレグリノ、ペリアなどが硬水です。

下痢になる食べ物
・キムチ
・ヨーグルト
・りんご

豆類などを食べて下痢になるママもいます。乳酸菌や食物繊維が腸内環境に作用することもあるので注意が必要です。

ご飯はお粥 栄養バランスのよい食事 腸内環境を整える 下痢ではなく軟便のときも 消化酵素 改善策

下痢止めの薬は飲んでいいの?

妊娠初期に下痢止めの薬

下痢の薬は整腸剤であるビオフェルミンs、ミヤbmなどを自己判断で飲まないようにしましょう。必ず産婦人科の医師に相談してから薬を飲むようにしましょう。

妊娠初期の下痢では性別は分からない

妊娠初期に下痢になったからといって、お腹の赤ちゃんの性別までは分かりません。

赤ちゃんの性別は諸説ありますが、どれも医学的な根拠はありません。当たればいいなぐらいの感覚で聞くといいかもしれません。

関連記事:妊娠と言い伝え

妊娠初期の下痢は、妊娠中期~後期まで続くことがあるので、お腹の弱いママは早めに整腸剤をもらうなどして下痢を防ぎましょう。

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妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。

それは、妊娠初期に大事な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。

このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。

葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
妊娠初期は葉酸を摂取が大事

葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方

この他、妊娠初期の注意点は、妊娠初期、超初期の注意点や気を付けることで紹介しています。

妊娠したい人向けの情報は、妊娠したい!妊娠希望なのに、できない原因は?生理不順の人は産婦人科を受診。で説明しています。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

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