
妊娠超初期に運動していいの?
妊娠超初期は、妊娠に気が付いていないママも多くいます。
超初期といえば、妊娠0~3週なので、受精してから1週間後ぐらいになります。妊娠に気が付く人が少ないので、普段通り運動しているママもいるのではないでしょうか?
運動することで気になるのが、妊娠初期に運動して流産しないか?だと思います。
日本産科婦人科学会では、運動が直接流産の原因になることはないとしています。
お母さんの妊娠初期の仕事や運動などが原因で流産することは、ほとんどないと言って良いでしょう。
妊娠症初期からの運動は、軽いものだったら無理のない範囲で行うようにしましょう。
でも、運動する前には必ず病院の産婦人科医に許可を取ってから運動するようにしてください。
超初期から運動で流産はほぼない。
日本産科婦人科学会によると、仕事や運動が流産の原因になることは、ほぼないとしています。
妊娠初期に流産する原因の多くは、胎児の染色体異常によるものです。
力仕事や重いものを持つ、運動していたなどは流産の原因になることは非常に少ないということです。
運動が流産の原因ではありませんが、運動選手並みの運動は控えたほうがいいでしょう。
ウエイトトレーニングやマラソン、ボルダリングなど、身体的に大きなストレスとなるような運動は控えるようにしましょう。
妊娠初期は、体がリラックスできるように環境を整えることが大切です。
関連記事:
・妊娠初期の運動が流産の原因?
妊娠初期の運動量はどれぐらい?
妊娠初期で運動するときは、必ず産婦人科医に相談してから行うようにしてください。
それを前提として、運動量は軽めにしたほうが無難です。ウォーキングや散歩程度の軽めの運動がおすすめです。
上記でも、運動は流産の原因にならないと記述していますが、アスリート波の激しい運動は控えるようにしてください。
妊娠初期は体調を崩すことが多いので、様子を見ながら慎重に行動しましょう。
妊娠初期は出血や腹痛に注意!
妊娠初期は突然出血したり腹痛が起こることがあります。
妊娠の初期症状して少量の出血や腹痛がありますが、出血と強い腹痛は流産の兆候であることがあります。
素人では流産か症状の一つか判断できないので、病院に連絡して指示をもらうようにしてください。
この他にも、妊娠超初期は先天性異常のリスクに注意することが大切ですよ。
妊娠超初期は先天性異常のリスクに注意!
妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。
妊娠初期は、赤ちゃんにとって神経や心臓、背骨など重要な器官を形成する時期です。
この時期に、葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎などの先天性異常のリスクが高くなるという事実です。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも、2002年より厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は、母子手帳に記載されるぐらい重要な栄養素です。
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてください。
日本は葉酸が不足して先天性異常がアメリカの8倍に。
日本では、葉酸があまり知られていなくて、先天性異常がアメリカの8倍に。になっています。
日本産婦人科医会によると
例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である。
これによると、葉酸の摂取を進めたアメリカやイギリスでは、先天性異常の発生率が1/10になったのに、日本では逆に増えていて、アメリカの8倍、イギリスの6倍になったということでした。
これをみても、葉酸は妊娠に絶対必要ということが分かりますね。
必ず葉酸を摂取するようにしてください。
サプリの選び方は、下記ページで詳しく紹介しています。読んでみてください。
妊娠したら気を付けること、注意点
妊娠したら気を付けること、注意点をまとめてみました。下記ページを読んでみてください。
妊娠初期にやるべきこと、することをまとめました。じっくり読んでみてくださいね。
この次は、初期に避けたほうがいいスポーツについて詳しく紹介しています。まだまだ続きます。
初期に避けたほうがいいスポーツ
妊娠初期の運動として避けたいいスポーツとして、
・バレーボール
・バスケットボール
・サッカー
・マラソン
・スキューバダイビング
・トライアスロン
・ウェイトトレーニング
このような運動は避けるようにしてください。
特にバレーボールなど集団で行うスポーツは気分が悪くなっても途中で抜けるのが難しいので参加しないほうが無難です。
妊娠中の運動はいつから?
妊娠中の運動はいつからいいのでしょうか?
具体的には、妊娠5ヶ月ぐらい、妊娠16週ごろからがおすすめです。
妊娠16週ごろにはつわりも治まって、食欲も出てきて体調が良くなる時期です。
妊娠中におすすめの運動
妊娠中にできる運動として
・ウォーキング
・マタニティヨガ
・マタニティビクス
・マタニティスイミング
このような運動がおすすめです。
手軽にできる運動はウォーキング
妊娠中の運動なら、ウォーキングがおすすめです。
手軽に全身運動ができて、特に準備もなく始められるのが魅力です。
運動して血行が良くなるので、不快な症状も和らいできます。
運動するときに持って行くものとして、母子手帳、健康保険証、産院の診察券、タオル、水分補給できる飲み物を持参しましょう。
妊娠初期は体調が悪くなる。
妊娠超初期を過ぎた妊娠4.5週ぐらいになると、体調に大きな変化現れることがあります。
その中でもつわりは、妊娠の症状で多くの妊婦さんが経験する症状です。
つわりにもいくつかの種類があります。
・吐きつわり。
・食べつわり。
・眠りつわり。
このような症状が現れます。
吐きつわりの症状
吐き気はつわりの代表的な症状で、いつもムカムカ、吐き気が治まらないのが特徴です。
ムカムカして食べる気が起きずに、一日中寝ている妊婦さんもいるほどです。
吐きつわりの対処法としては、「食べられるものを食べられるときに食べる。」ようにすることです。
少し吐き気が治まるときがあるので、そのときに食べられるのもを食べるようにしてください。
水分が不足すると脱水になる危険性があります。固形物は無理でも液体なら飲めることがあるので試してみてください。
つわりにおすすめの食べ物
先輩ママに聞いたおすすめの食べ物として
・フライドポテト
・梅干し
・温野菜
・アイスキャンディ
・アイスクリーム
・トマト
・イチゴ
こんな食べ物が食べやすかったと回答しています。
フライドポテトは脂っこいので意外ですね。でも、ポテトを食べるためにファストフード店に通ったママもいます。
ダメ元で試してみるのもいいかもしれません。
あとは、梅干しやアイスなどさっぱりしたものが人気ですね。トマトやイチゴなども栄養があって食べやすいみたいです。
温野菜はレンジでチンすると簡単にできます。ポン酢をかけて食べるとさっぱりしますよ。
食べつわりの症状
吐きつわりとは反対に、ずっと食べないと気持ちが悪くなるのが食べつわりです。
とにかく胃が空になると、気分が悪くなるので、食べ続けることになります。
ここで注意したいのが、食べる量です。過度に食べ過ぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高くなるので注意してください。
食べつわりの対処法として、
・周りに食べ物を置かない。
・温野菜で空腹を満たす。
こんな対処法があります。
自分の手の届く範囲に食べ物があると、つい食べてしまいます。食事の3食以外はおやつ程度にして、常に食べることをやめるようにしましょう。
また、食欲が出てきたときは温野菜がおすすめです。もやしやサツマイモなどを温野菜にすると、食物繊維も摂取できて便秘改善に役に立ちます。
眠りつわりの症状
つわりの種類に、いつも眠気がある眠りつわりがあります。
症状としては、常に眠気がある状態で、一日中眠たい状態が続くことになります。
対処法としては、眠ることです。日常生活に支障をきたすぐらい強い眠気が出ることも。
車の運転などは危険なので、家族に運転してもらうようにしてください。
妊娠超初期の運動は、必ず病院で医師と相談しながら行うようにしましょう。
気分が悪くなったり、出血や腹痛などが起こったらすぐに休憩して、産婦人科に連絡するなど必要な対処を行うようにしてください。
生理予定日ぐらいに起こる妊娠の兆候
生理予定日ぐらいに、ごく少量の出血を起こすことがあります。
この出血は、着床出血と呼ばれるもので、妊娠の兆候の一つです。詳しくは下記ページからどうぞ。
この他、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで、妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめています。読んでみてください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで説明しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。