
妊娠出来ない原因と病気まとめ。
妊娠できない原因は、個人によって様々で多くの原因があると言われています。
妊娠へ至るプロセスは、17のステップがあると言われていますが、このうちどれか一つでも問題があると妊娠へ辿り着くことができません。
ここでは、妊娠出来ない原因と病気を詳しく紹介しています。
妊娠できない原因は?
妊娠出来ない原因は、男女両方にあります。
男性側に妊娠出来ない不妊の原因があるのは、あまり知られていません。
不妊で産婦人科を受診するときは、パパやパートナーと一緒に不妊検査を受けることが大切です。
男女の妊娠出来ないの割合は?
男女の妊娠出来ない割合は、女性が4割、男性が4割、残りの2割が原因不明となっています。
つまり、男女同じぐらいの割合で原因を持っているということになります。
今回は、女性に妊娠できない原因がある場合を詳しく調べました。
女性に妊娠出来ない原因がある場合
女性に不妊の原因がある場合
・排卵に問題
・卵管に問題
・着床に問題
・子宮に問題
・高齢が原因
・中絶に問題
・鬱病の薬
・喫煙
・ストレス
・ホルモンバランス
一部ですが、このようなことが原因で不妊になると考えられています。
排卵に問題
妊娠は、卵子と精子が受精して受精卵となって、子宮内膜に着床することによって成立します。
ここで重要になるのが卵子です。卵子が正常に排卵されないと、正常な妊娠ができないことになります。排卵がない無排卵や生理周期に異常がある生理不順などがあると妊娠しにくい傾向があります。
月経が安定していない人や月経周期が長い人、または月2回も生理が来るなど生理周期が短い場合は正常な排卵が行われていない可能性があります。
生理不順や無排卵を適切に治療することで、妊娠しやすい体質を目指すことができます。
卵管に問題
卵管は、卵子や精子、受精した胚などの通り道になっています。卵管が詰まったり、感染症や子宮内膜症などによって癒着して閉塞していると卵子や精子の移動ができなくなって不妊の原因となります。
卵管の通りをよくすることで妊娠へ期待できます。卵管をつまり具合をみる子宮卵管造影(HSG)をして、FTカテーテル手術、腹腔鏡下手術などで癒着や閉塞を改善します。
着床に問題
卵子と精子が正常に受精しても、子宮内膜に正常に着床できないことがあります。最近では、着床に問題がある場合を着床障害(着床不全)と呼んで専門に治療する病院もあります。
着床できない原因も多くあるので、人工授精や体外受精を何回も行っても着床しない場合は、着床不全外来を受診することをおすすめします。
子宮に問題
子宮の病気、例えば子宮内膜症や子宮筋腫、子宮内膜ポリープがあると妊娠の妨げになっていることがあります。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気を持っていて妊娠出来ないと感じたら、不妊外来を受診してみましょう。
最近、子宮内膜症が増加傾向にあると言われています。
子宮内膜症は、生殖年齢女性の約10%に発生している婦人科疾患で、強い生理痛などが症状ですが、不妊の原因の一つとなっています。
原因不明の不妊症の約半数近くが子宮内膜症を持っているとされています。
子宮内膜症と不妊の関係は、まだはっきりと分かっていませんが、子宮内膜症が進行して卵巣にチョコレート嚢胞を形成することで卵巣や卵管の動きが悪くなって不妊の原因となります。
また、高プロラクチン血症や黄体化未破裂卵胞より排卵障害が起こると推測されています。
また、子宮筋腫も妊娠出来ない原因とされています。子宮の筋層に子宮筋腫ができることで受精卵の着床に障害が出るとされています。
子宮内膜ポリープも不妊の原因されています。子宮内膜にポリープが出来ることで着床を阻害しているとされています。
このおように子宮に問題があると妊娠しにくい傾向があります。
高齢が原因
年齢と妊娠には密接な関係があります。高齢になるに従って妊娠率も低下することが分かっています。
年齢が進むと妊娠出来ないことが多くなる原因は、卵子の老化です。
卵子は、33歳を過ぎるころから低下しはじめて35歳を過ぎると急激に低下します。卵子の質が低下することで染色体の異常が多くなって妊娠できない、あるいは妊娠しても流産する確率か高くなることが分かっています。
40歳を過ぎて妊娠出来る確率はかなり低くなっています。仮に妊娠できたとしても、出産まで辿り着くのは全体の約2%です。妊娠したいなら、今すぐ妊活を行うことが大切です。
中絶や流産が問題
中絶や流産が原因で妊娠出来なないことがあります。中絶の手術は子宮内掻爬術を行いますが、このときに子宮内膜に傷を付けてしまうアッシャーマン症候群があります。
中絶や流産の手術後に、出血が続いたり腹痛がある、高熱が続く場合は産婦人科の診察を受けて診断してもらうようにしましょう。
鬱病の薬
鬱病を治療する薬には、妊娠を障害するものがあります。例えば、ドグマチールがプロラクチンを異常な高値にして「高プロラクチン血症」を引き起こすことがあります。
高プロラクチン血症になると、無排卵や排卵障害の原因となり不妊となります。
抗うつ薬などを服用しているときには、主治医とよく相談して、薬を変える、または服用を中止するなど対策をしましょう。
この他にも、妊娠を考えているなら、妊活中から妊娠初期にかけての先天性異常のリスクに注意することも大切ですよ。
妊娠を考えるなら、先天性異常のリスクに注意!
妊娠を考えているママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠前から初期にかけて、重要な栄養素である葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎などの先天性異常のリスクが高くなるという事実です。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より、厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
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妊娠したら気を付けること、注意点
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