
妊娠9週目(9w)の症状や注意点、赤ちゃんの様子
妊娠9週目は、引き続き重いつわりの症状が発生している時期です。妊娠12週を過ぎるころには次第に落ち着いてくるので頑張って乗り切るようにしましょう。
また、便秘に悩む妊婦さんも多いです。妊娠前には便秘ではなかったのに妊娠を機に便秘になってしまったという妊婦さんもいます。
妊娠中の便秘は食事や軽い運動などで解消するように生活習慣や食生活を改善するようにしましょう。
妊娠中は、市販の便秘薬に注意!
妊娠中に、自己判断で市販の便秘薬を飲むのは止めましょう。
市販の便秘薬には「センナ」など腸を刺激するような成分が入っていることが多いです。
腸が刺激されると子宮への影響が心配されるので、自己判断で飲むのは止めるようにしてください。
便秘薬や風邪薬など市販の薬を飲むときは必ず産婦人科の医師に相談するようにしましょう。
妊娠初期の薬の服用は慎重に
妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの脳や脊髄、心臓や肝臓といった人間にとって大事な器官を形成する時期です。
この時期に薬を飲むことで、赤ちゃんへの影響が心配されます。持病があって薬を飲んでいる人も、必ず産婦人科医に相談するようにしましょう。
妊娠9週目も先天性異常のリスクに注意!
妊娠初期の期間である妊娠9週目も、引き続き先天性異常のリスクに注意が必要です。
妊娠初期は、赤ちゃんの重要な器官である脳や肺、心臓といった臓器が形成される時期です。
この時期に、葉酸が不足してしまうと「無脳症」や「二分脊椎」といった先天性異常のリスクが高くなることが研究で明らかになっています。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも、2002年より厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は、母子手帳に記載されるぐらい重要な栄養素です。
今すぐ、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。詳しくは下記ページで解説しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
妊娠便秘の解消法
妊娠中の便秘は、食事のメニューを改善することで解消するようにしましょう。
便秘には食物繊維がおすすめです。食物繊維の目安は1日20~25gとされます。この量を食事から摂取できるようにメニューを工夫します。
ゴボウなどの不溶性食物繊維、海藻類などの水溶性食物繊維をバランスよく摂取することが大切です。
食物繊維の他に腸内の善玉菌を増やすためオリゴ糖や乳酸菌をとるようにしましょう。
妊娠便秘におすすめの食材
妊娠することによって起こる便秘におすすめなのが
●ヨーグルト
●キノコ類
●海藻類
上記の食材を食事に取り入れて便秘解消を目指しましょう。
妊娠9週目の症状
引き続き胃のムカムカや吐き気など不快な症状が続くことになります。便秘になりやすく痔になったりすることもあります。
便秘の症状でお腹が張る、下痢などの症状が現れることがあります。
この他の妊娠初期、超初期の注意点や気をつけることは、下記ページで紹介しています。読んでみてください。
妊娠9週目の赤ちゃんの様子、大きさ
このころの赤ちゃんをエコーで見てみるとへその緒でママとつながっている様子を見ることができます。へその緒は細く見えますが、段々と太くなります。
妊娠9週目の赤ちゃんの大きさ
前週の20mm前後から30mm前後まで成長しています。体重は10g前後です。(個人差があります。)
妊娠9週目の注意点
そろそろ服装をマタニティの服装にチェンジする時期かもしれません。
お腹が大きくなってくる時期なので、伸縮性のよいマタニティ下着を選ぶようにしましょう。できれば実際に試着して購入することをおすすめします。
妊娠初期の注意点については、妊娠で気を付けることで、妊娠超初期の症状は、妊娠初期症状の兆候まとめで説明しています。読んでみてください。