
妊娠初期の頻尿と尿漏れ
一般的に、妊娠中の頻尿や尿漏れは妊娠中期~後期にかけて起こることが多いようですが、妊娠初期に頻尿になる人も一定数います。
ある人は、30分おきにトイレに行ったり、夜中でも1時間おきにトイレに行かないと落ち着かないこともあるようですね。
これだけ頻尿になると、外出するのが心配になります。
頻尿や尿漏れは、妊娠中に起こる生理現象です。
ですが、おしっこをするときに痛みを感じたり常に尿意を感じる、排尿後も残尿感が残るなどの症状がある場合は、膀胱炎になっている可能性もあるので、早めに病院を受診するようにしてください。
妊娠初期の頻尿の原因
妊娠初期から頻尿になる原因として、妊娠による腎機能が高まることがあります。
ママとお腹の赤ちゃんの成長をサポートするため、体の機能が高まり結果としておしっこが貯まるスピードが速くなります。
しかし、妊娠初期から起こるような症状ではなく、むしろ妊娠中期、後期に起こることが多い症状です。
妊娠中期~後期に頻尿になる原因
妊娠中期になって、子宮が成長して大きくなってくると、お腹の臓器を圧迫するようになってきます。
中期では子宮の成長による膀胱への圧迫、後期では出産の準備のため骨盤底筋群(子宮や膀胱を支える筋肉)が緩んでくるため頻尿になるのが原因です。
妊娠中の頻尿は生理現象ですが、トイレに行ったとき鋭い痛みを感じたり残尿感がある場合には膀胱炎の可能性もあるので、早めに受診して治療するようにしましょう。
この次は、妊娠初期の尿漏れについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠初期の尿漏れ
上記のようにあまり頻度は高くありませんが、妊娠初期に尿漏れの症状が出ることがあります。
尿漏れが起こる原因として、くしゃみなどお腹に力が入ったり、立ち上がりの動作などで起こることが多いようです。
こちらの症状も、どちらかというと妊娠初期というより妊娠後期や産後に起こりやすい症状です。尿漏れのような症状で多いのが骨盤底筋群の緩みです。
尿道付近の筋肉が弱っているために、尿道がきちんと閉まらなくなって尿漏れを起こします。
妊娠後期なら破水の可能性も!
妊娠初期より妊娠後期に起こりやすい尿漏れですが、注意点があります。
それは、後期では尿漏れではなく「破水」している可能性もあるのです。尿漏れかな?と思っていたが違和感があって産婦人科を受診すると破水していたというケースもあります。
頻尿も尿漏れも気になる場合は、産婦人科を受診して診察してもらうようにしましょう。
この他、妊娠初期の注意事項と気をつけることは下記のページで詳しく紹介しています。
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