
妊娠中の塩分
妊娠中は、塩分の取りすぎに注意しましょう。
塩分を取り過ぎるとむくみや成人病の原因になります。今のうちに、薄い味付けに慣れて素材本来の美味しさを感じるようにすれば、出産後の塩分も控えることができます。
外食やお弁当などは、塩分が多く入っていることが多いです。レストランのメニューに塩分量が表示されていることもあるので、それを参考にするといいでしょう。
塩分の取りすぎは、体のむくみの原因となるので、妊娠中は塩分を控えることが大切です。
妊婦の塩分摂取目標量
2008年の国民健康・栄養調査結果によると、成人女性の塩分摂取量は10.1gとなっています。
妊娠中の塩分摂取量1日当たり10gです。妊娠高血圧症候群の妊婦さんは、7~8gを目標とします。
普通の食事で10gぐらいなので、これより少し控えるぐらいの意識で減塩に取り組んでみましょう。
この次は、妊娠中に減塩するコツについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠中に減塩するコツ
妊娠中に減塩するコツは、
・頑張りすぎない
・調味料を控えめに
このようなことを頭に覚えていると、成功することが多いです。
最初から減塩!と意気込むと、薄味に戸惑って長続きしないことが多いです。妊娠中は、ずっと塩分を控えたほうがいいので、頑張らない減塩を試してみましょう。
■妊娠中に塩分を控えるコツ
・てんねんをのダシを取る。
・レモンや酢など酸味を効かせる。
・薬味やハーブを使う。
・味噌を少なく具を多く。
・醤油の代わりにポン酢。
・醤油をダシで割る。
・スープは少なめで具たくさんに。
・最後に味付けする。
・カレーや山椒で辛みをつける。
・乾物は一度湯がいてから。
・レトルトやインスタントは控える。
・スーパーのお総菜も控えめに。
この他にも、漬け物や梅干しといった和食の副菜は塩分が高い傾向にあります。漬け物や梅干しを野菜の酢漬けなどに変更するなど工夫しましょう。
また、揚げたてのコロッケや天ぷらは、調味料なしでも美味しく食べることができます。おかずが熱いうちに食べる習慣を身につけると塩分を控えることができます。
特に調味料に塩分が多く含まれるので、調味料を減らすだけでも塩分を減らすことができます。
妊娠中の塩分の取りすぎは、妊娠高血圧症候群の原因になったり、むくみが出る原因になります。塩分を減らして、病気予防に役立てましょう。
この他、妊娠中の食生活の注意点は、妊娠中の食生活で、妊娠中の注意点は、妊娠中の注意点で説明しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで紹介しました。読んでみてください。
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