
妊娠判定薬
妊娠判定薬は、使用する時期を守って検査するようにしましょう。正しい検査時期を守らないと正確な判定ができなくなる可能性があります。
妊娠判定薬の精度は非常に高く、ほぼ100%の確率で妊娠を判定することができます。判定が陽性なら、妊娠している可能性が高いので、すぐに産婦人科を受診して正常な妊娠かどうか確かめましょう。
妊娠判定薬はいつから?
妊娠判定薬を検査する時期は、生理予定日または、生理予定日1週間後です。判定薬によって検査する時期が違います。使用説明書をよく読むようにしましょう。
これより前に使用すると、正確な判定ができないので注意してください。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
妊娠判定薬のフライング
早期に結果が知りたいために、妊娠判定薬をフライングで使用する人がいます。
妊娠判定薬のフライングは、正確な判定ができないので必ず使用日を守るようにしてください。
判定薬の使用日は、使用する検査薬で違いますが、生理予定日当日、または生理予定日1週間後から使用可能になっています。
これより以前の使用、例えば高温期7日目ぐらいから使っても判定線がうっすら出たり、全く反応しない場合が多いです。
焦る気持ちは分かりますが、陰性だったときのショックも大きくなるので、必ず生理予定日まで待って使うようにしてください。
この次は、妊娠判定薬が薄い場合と陽性でも妊娠していない場合について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠判定薬が薄い場合
妊娠判定薬の窓から見える線がうっすら薄い線が出てくることがあります。検査時間以上に放置したときに出てくることが多いです。
この線は、蒸発線といって陽性を示す線ではありません。
また、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度が低い場合、つまりフライングで使用しているときにうっすら薄い線がでることがあります。
妊娠している場合は、数日空けて再検査することでくっきり濃い線(陽性判定)が出てきます。
どちらも、生理予定日1週間後まで待って再検査することをおすすめします。
妊娠判定薬が陽性でも妊娠していない
注意事項として、妊娠判定薬が陽性でも妊娠していない場合があります。
・閉経期の場合
・hCG産生腫瘍の場合(絨毛上皮腫など)
・性腺刺激ホルモン剤などの投与を受けている場合
・高度の糖尿、蛋白尿、血尿などの場合
このような場合は、妊娠判定薬が陽性でも妊娠していません。
また、次のような場合は陰性になることがあります。
・生理の周期が不規則な場合
・使用者の思い違いにより日数計算を間違えた場合
・妊娠の初期で尿中hCG量が充分でない場合
・異常妊娠の場合(子宮外妊娠など)
・胎児異常の場合(稽留流産など)
・胞状奇胎などにより大量のhCGが分泌された場合
判定が陰性であっても、生理が来ないときには数日後に再検査するようにしてください。
妊娠判定薬は、きちんと使用しないと正しい結果が得られません。使用法を正しく守って使用するようにしましょう。
着床と検査薬
受精卵が子宮内膜に着床すると、検査薬が反応するようになって妊娠が判定できます。ですが、あまりに早い時期に使うと、うっすら薄い線になったり陰性と判定したりして正しい判定を行うことができません。
妊娠検査薬の検査日は、生理予定日または生理予定日1週間後からとなっています。これ以前に使用すると誤った判定結果を表示してしまうことになります。
検査薬はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンを検出して判定します。hCGは、受精卵が着床してから初めて分泌されるホルモンです。
hCGの濃度が十分でないと正しい判定はできません。はやる気持ちは分かりますが、きちんと検査日まで待って判定を行うようにしましょう。この他にもいくつか注意事項があります。詳しくは着床と検査薬で説明しています。
この他、妊娠検査の時期は妊娠検査の時期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることでまとめています。読んでみてください。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点で詳しく紹介しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。