卵巣過剰刺激症候群の予防

卵巣過剰刺激症候群の予防

卵巣過剰刺激症候群の予防

卵巣過剰刺激症候群を予防するため、hCGを使ったゴナドトロピン療法を行う前に投与可能かどうか慎重に検討されます。hCGを使う前にハイリスク群の鑑別して、どの製剤を使うのか、どんな方法で投与するか検討されます。

OHSSは投与後、妊娠が成立したときに発生する場合もあり、受精卵を全部凍結保存してて解凍胚を移植する方法も試みられています。

OHSSのハイリスク群

OHSSのハイリスク群

卵巣過剰刺激症候群のハイリスク群として

・35歳以下の人や痩せ型の人
・卵巣でネックレスサインを示している
・多胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されている
・GnRH アゴニストを併用した治療法
・hCG 切り替え時に多数の卵胞発育して高 E2血症(過排卵刺激の場合4,000pgmL 以上,排卵誘発の場合1,700pgmL以上)

以上のような人がハイリスク群とされています。

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卵巣過剰刺激症候群を予防するには

卵巣過剰刺激症候群を予防するには

卵巣過剰刺激症候群を予防する上で多発卵胞発育を抑制する投与法を実施することが予防とされています。日本産科婦人科学会生殖・内分泌委員会が2009年に提示した新しい治療指針では、ゴナドトロピン療法は腹腔鏡手術と並ぶセカンドラインとされています。

セカンドラインとは、クロミフェンなどでも排卵が起きなかった場合に次に選択される治療法のことで、FSH 製剤による低用量漸増療法(low-dose step-up 法)が推奨されています。

多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群のリスクを減らすため、治療中は経膣エコーによる卵胞の大きさを測ることや血中エストラジオール(E2)濃度測定を注意深く行っていくことでOHSSを予防できるとされています。

low-dose step-up法は、OHSS 発症率は1%未満と非常に低いのが特徴で周期別排卵率70~80%、周期別妊娠率20~25%と従来の投与方法と比較しても同等の治療成績を得ることができると報告されています。

hCGは投与可能と判断されても卵巣過剰刺激症候群を予防するために様々な投与方法が検討されています。GnRHagonist による内因性LH を利用する方法やrecombinant LH を使うことでHCG刺激を行う方法などが検討されています。また、卵胞が成熟したときに血中エストラジオール値3,000pgmL まで低下するのを待ってhCGを投与するpro-longed coasting という方法もあります。

この他にも施設ごとで投与方法を工夫することで卵巣過剰刺激症候群の発症を予防する措置がとられています。

OHSSについては卵巣過剰刺激症候群でまとめています。参考にしてください。

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