
妊娠中の外食
妊娠中の外食は、できるだけ控えて自宅で調理したいものです。でも、仕事や家事で忙しくて料理を作る時間がないことも多くあります。
外食が全てダメなわけではないので、食事のメニューを工夫して栄養のバランスを取っていきましょう。
妊娠中の外食は絶対ダメ?
妊娠中に外食へ絶対に行ってはいけないわけではありません。
妊娠初期は、つわりで外食どころではないと思いますが、つわり明けの妊娠中期ぐらいから食欲も出てくるので外食を楽しんでみてはどうでしょうか。
仕事や家事で疲れていると何もしたくないときもありますよね。産婦人科医に、食事指導など受けていなければ、ある程度の外食は普段通りに行っていいと思います。
自宅で、一生懸命栄養のことを考えて料理するのはストレスになることがあります。
出産後は、授乳や赤ちゃんのお世話で外食はちょっと無理な状態がしばらく続きます。時間に余裕のある妊娠中に友達やパパとの外食を楽しむようにしましょう。
この次は、妊娠中の外食の頻度と外食するときの注意点などを詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠中の外食の頻度
妊娠中の外食の頻度を調べてみると、先輩ママは、週1回程度行っていることが多かったです。この他にもカフェに行ったりしています。
中には、週に何回も外食に行ってファストフードなどどか食いしている人もいましたが、これはちょっと自重したほうがいいと思います。
外食にすると、ストレス発散になりますし、パパや友人と楽しい時間を過ごすこともできます。
毎日外食はダメですが、週に1・2回は気分転換で楽しむのがいいでしょう。
外食するときの注意点
・彩りの多いものを選ぶ。
・スープは残す。
・ごはんも1/4ぐらい残す。
・揚げ物より焼く、蒸し料理を選ぶ。
・野菜多め。
・ソースも残して。
・甘いものや塩分の多いものを避ける。
●彩りの多いものを選ぶ。
色彩の鮮やかな彩りの多い食べ物を選ぶようにしましょう。彩りが多いということは、色々な種類の野菜が入っているということです。
野菜多めのメニューを選ぶようにしましょう。
●スープは残す。
ラーメンなどのスープは、塩分が多く含まれているので最後まで飲み干さずに残すようにします。
塩分を多く摂り過ぎると妊娠高血圧症候群になるリスクが高くなります。気をつけましょう。
●ごはんも1/4ぐらい残す。
外食で食べる定食ものや丼ものは、おうちで食べるごはんの1.5倍以上の量になります。全部食べてしまうとカロリーオーバーになるので、ごはんを残すようにするといいでしょう。
ちょっともったいないのですが、少しずつが蓄積されて体重が増加する原因になります。
●揚げ物より焼く、蒸し料理を選ぶ。
カロリーが高いのは揚げ物です。その次は焼き物、次いで蒸し料理となります。蒸し料理は脂分も少ないのでおすすめです。
●野菜多め。
妊娠中は、様々な栄養素が必要になるので野菜が多く入ったメニューを選ぶようにしましょう。
お肉だけの料理を選んだら、サラダを一緒に食べるようにしましょう。
●ソースも残して。
外食すると、美味しそうなソースがたっぷりかかった料理が出てきますが、できればソースを少しだけかけて食べるようにしましょう。
ソースには、思いの外塩分が多く入っています。塩分の取りすぎはむくみなどの原因になるので塩分は控えめにしましょう。
このように、妊娠中の外食はちょっとした工夫をすると楽しめるようになります。出産後は、中々時間が取れないので今のうちに食事を楽しんだほうがいいかもしれません。
この他、妊娠中の食事と必要な栄養素全般については妊娠中の食事と必要な栄養素で、妊娠中の注意点は、妊娠中の注意点で解説しました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめました。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。