卵巣過剰刺激症候群の原因

卵巣過剰刺激症候群の原因

卵巣過剰刺激症候群の原因

卵巣過剰刺激症候群の原因は、ゴナドトロピン療法で卵巣を刺激する場合に多く発生します。卵巣が大きく腫れ上がり下腹部の痛みや腹水が溜まるなどの症状を伴います。

症状が進むと、腹水のためにお腹がぽっこりと出てきたり胸水が貯まって息苦しくなったりします。もっと進むと血栓症や腎不全、呼吸・循環不全になってしまいます。

とくに多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の人は発症しやすく注意が必要です。

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卵巣過剰刺激症候群の発症

卵巣過剰刺激症候群の発症

OHSSが発症するまではいくつかのプロセスがあります。

・ゴナドトロピン製剤の投与によって、ゴナドトロピン療法後半で卵胞刺激ホルモン(FSH)値が高値となる。
・ゴナドトロピン製剤で主席卵胞(一番大きい卵胞)も育つが、他の多数の卵胞発育が起こる。
・E2エストラジオールが増えて黄体化ホルモンLHも分泌が多くなる。
・ここで胎盤性性腺刺激ホルモン(hCG)が投与されると多数の黄体胞が形成され、卵巣が夏みかんぐらいまで大きくなる。
・黄体細胞から血管外へ出る物質が作られOHSSが発症する。

なぜ血管外へ出る物質が作られるのかは十分に解明されていませんが、増加する因子として血管内皮増殖因子(VEGF)・インターロイキン(IL)・腫瘍壊死因子(TNF-α)などのサイトカイン、レニンーアンギオテンシン系、エンドセリン‐1などが関与していると考えられています。

POCSの人がOHSSになりやすい

POCSの人がOHSSになりやすい

卵巣過剰刺激症候群には、POCSの人が発症しやすいと言われています。もともと多くの卵胞が卵巣内にあるため、卵巣が刺激されることで多数の卵胞が育ってしまうためです。

排卵を誘発するためhMG/FSH製剤の投与することで高 FSH 血症になりやすいとされます。高 FSH 血症となると卵胞閉鎖化の抑制(主席卵胞だでなく多数の卵胞が育ってしまう)が起こり高 E2血症や内因性高 LH 血症が引き起こされます。

この時点で胎盤性性腺刺激ホルモン(hCG)が投与されると、多数の発育卵胞の黄体化やhCG 製剤による黄体補充療法や妊娠、多胎妊娠などが関与して卵巣が大きく腫大化します。このぐらいになるとお腹がぽっこり出てきたり横になっても痛みが治まらないようになってきます。

ここから進むと腹水が溜まったり、血液が濃縮されてドロドロとなったり、おしっこが出にくくなったります。

卵巣過剰刺激症候群になると、軽い痛みの場合は自宅安静が指示され、水分を多く取ってトイレにも行くように指示されることが多いようです。

ここで挙げている症状はあくまで一例ですので、違和感を感じたらすぐに病院を受診するようにしてください。

OHSSについては卵巣過剰刺激症候群でまとめています。参考にしてください。

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