卵巣過剰刺激症候群の症状

卵巣過剰刺激症候群の症状

卵巣過剰刺激症候群の症状

排卵誘発剤の副作用である卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の症状としては、下腹部の痛みがあります。この他にも吐き気やおう吐、息が苦しくなるなど生活に影響を及ぼす症状が出るときがあります。

症状が重いときには、お腹や肺に水が溜まったり(腹水・胸水)息苦しくなったり(呼吸不全)することも。症状の進行は早いので少しでも違和感を感じたら病院を受診してください。

OHSSの痛み

OHSSの痛み

卵巣過剰刺激症候群での痛みは、下腹部に違和感を感じたり少し痛みを感じることから始まることが多いようです。症状が進んでくると、歩いたら痛みを感じるようになってきて、座っていても痛いと感じるときがあります。最終的には横になっても痛みを感じるようになってくるようです。

特に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された人は副作用が起きやすいとされています。

日本産婦人科学会によるとPOCSにおけるOHSSの発生頻度は

・クロミフェン+ hCG 3.2%
・hMG + hCG 71.6%
・FSH + hCG 64.1%
・GnRHa + hMG + hCG 67.5%
・GnRHa + FSH + hCG 73.2%

■入院を必要としたOHSS
・クロミフェン 0.02%
・ゴナドトロピン 1.74%

(1993 年,1996 年 日産婦生殖内分泌委員会)

このような調査結果をみるとhCGがOHSSと深く関係していることが分かります。一般的に行われているクロミフェンでの排卵誘発より、ゴナドトロピン療法のほうが約87倍の入院リスクがあることになります。発生頻度は10万人あたり794~1,502人(0.8~1.5%)重症型の OHSS の頻度は10万人あたり0.6~1.2人とされています。

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この副作用を避けるため、sporadic HMG療法(2・3日に一回HMGの注射を行なう方法)や腹腔鏡手術、FSH製剤の注射にするなどの対策が取られています。

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)における副作用は重症になるものもあり不安になりますが、そのほとんどは軽症であり一過性ものです。

hCGを注射する前には、様々なリスクを考え製剤の種類や投与方法が検討されます。PCO や超音波断層法で卵巣にネックレスサインを有する症例,妊娠周期,多数の卵胞発育,血中エストラダイオール(E2)値が2,500pgml を超える症例はハイリスクとして更に慎重に投与が検討されます。

OHSSについては卵巣過剰刺激症候群でまとめています。参考にしてください。

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