多嚢胞性卵巣症候群と肥満

多嚢胞性卵巣症候群と肥満

多嚢胞性卵巣症候群と肥満

海外では多嚢胞性卵巣症候群と診断された人の多くに肥満がみられますが、日本での割合は約14.3%(日本産婦人科学会調べ)とそれほど多くありません。

しかし、肥満の人は非インスリン依存型の糖尿病を持っている人も多く、卵巣でアンドロゲン産生が亢進されて排卵しにくくなる状態となることがあります。

POCSでも肥満を解消すれば排卵も

POCSでも肥満を解消すれば排卵も

POCSでの肥満とは、BMI値で25以上の人をいいます。肥満を解消すれば、排卵が起こるとの報告もあるので25以上の人は積極的に肥満を解消していくことが大切です。

肥満を解消するにはダイエットを行うのですが、急激なダイエットは無排卵や月経不順の原因になるので、体重の5%程度の減少を目指してダイエットを行います。

まずは生活習慣や食生活など肥満の原因となっていることを改善していきます。多嚢胞性卵巣症候群で妊娠を希望する場合は、ダイエットと平行して排卵を促す治療も行われることが多いようです。

妊娠したい場合は、お酒やたばこなどの嗜好品も妨げとなる可能性があるので控えたほうがいいです。出産してからもたばこやお酒はダメなので、妊娠していないときは早めに止めたほうがいいのではないでしょうか。

糖尿治療薬とPOCS

糖尿治療薬とPOCS

POCSと診断された人の中に、非インスリン依存性の糖尿病をもった人がいます。このような人に糖尿病の治療薬メトフォルミンを投与することで排卵が起こったという報告が多くあります。

これは、肥満に限ったことではなくやせ型の人にもいえるようです。やせ型で依存性の糖尿病を持っている人にもメトフォルミンが排卵障害を改善するのに有効とされます。

しかし、インスリン抵抗性のない人がメトフォルミンを服用しても有効でないので、投与されません。このような関係でメトフォルミンが投与される前にはしっかりとした糖尿病の検査が行われます。

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多嚢胞性卵巣症候群とグリスリン

多嚢胞性卵巣症候群とグリスリン

メトフォルミンと同じような作用を持つ成分にグリスリンがあります。あまり一般的にはなっていませんが、すでに不妊治療を行っている施設で使われています。

グリスリンは、天然のキノコである舞茸から抽出される成分で、天然であることから副作用が少ないとの報告があります。グリスリンは医薬品ではないので通販やクリニックで販売されています。グリスリンは男性不妊の改善にも期待されていて、今後の可能性が広がっている成分です。

肥満は成人病の原因となったり、月経不順になったりといいことがありません。肥満を解消すれば排卵も起きやすくなり、通常な月経周期に近づいて自然妊娠の可能性も上がってきます。

POCSについては多嚢胞性卵巣症候群でまとめています。参考にしてください。不妊に関係する病気は妊娠しにくい病気で詳しく紹介しています。

妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。

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