
妊娠初期のつわり、悪阻
妊娠初期はつわりが始まる頃で悪阻とも呼ばれています。つわりがあるのは、妊婦さんの50~80%と言われます。
この他20~50%の人は特につわりの症状もなく過ごしているようです。
つわりの症状が重くなると、妊娠悪阻と呼ばれる状態になり入院が必要になることもあります。
妊娠初期つわりはいつから
妊娠初期につわりが始まる時期は、早い人で妊娠4週目頃から始まるようです。徐々に症状が出てくることもあれば、ある日突然始まることもあります。
仕事をしている人は、急に気分が悪くなったり、休んでしまうこともあるので早めに報告するようにしましょう。
妊娠を報告する時期は、流産のリスクが低くなる妊娠10週目ぐらいがいいでしょう。
次は、つわりの具体的な症状と対策について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠初期つわりの症状
妊娠初期の主なつわりの症状として
・吐き気やムカムカ。
・おう吐。
・食べないと吐き気。
このような症状があります。この他にも
・臭いに敏感になる。
・偏食が強くなる。
こんな症状を感じる人もいるようです。
妊娠初期でつわりがない
妊娠初期なのに、つわりがないと感じている人は、全体の20~30%ぐらいいると言われています。でも、もしかしたらつわりの症状が出ているかもしれません。
■以外と知らないつわりの症状
・眠気。
・全身倦怠感。
・胃痛。
このような症状もつわりの症状だと言われます。
吐き気やムカムカを感じていなくても、眠気や倦怠感、胃の痛みなどがあったらつわりがあると考えていいようです。
つわりには、いくつか種類があって、食べていないとムカムカする食べつわりや、何でも戻してしまう吐きつわり、その両方が一緒にでる食べ吐きつわりなどがあります。
どの症状も重くなれば、寝たきりで日常生活が困難になるほど重症化することもあります。この場合は、妊娠悪阻となって入院が必要になることもあります。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
つわりが途中でなくなるときは注意!
今までつわりがあって、途中で急に軽くなるときは、注意しなければなりません。途中でつわりがなくなって流産したと言う人もいます。
全部がそういうわけではありませんが、稽留流産(初期は無症状のことが多い)や切迫流産の可能性もあるので、念のために産婦人科を受診したほうがいいでしょう。
今からできるつわり対策
つわりの時期は「食べられるときに食べたいときに食べる」のが基本です。
ムカムカがひどくて、栄養バランスなどを気にしている余裕がないことが多いです。つわり中は、偏食が強くなってある特定の食品しか食べられなくなることもあります。
つわりのときは、無理をせずに食べたいものを食べるようにしましょう。
■つわりを乗り切るコツ
・食材は冷やして食べる。
・食事は少量を数回に分けて食べる。
・一口おにぎりを作る。
・果物の食べ過ぎには注意。
・脱水にならないように。
・動けないなら病院へ。
このようなつわり対策を行って、辛いつわりを乗り切るようにしましょう。
この他、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで、妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめています。読んでみてください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで紹介しています。
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