妊娠初期の流産

妊娠初期の流産

妊娠初期の流産

妊娠初期の流産は、妊婦さん全体の約15%に起こるとされています。(日本産科婦人科学会より)

つまり、妊娠した人の6人に1人は流産している統計もあり多くの人が経験していることになります。

また、年齢が高くなれば確率も上がっていき、高齢と言われる35~39歳では20%、40歳以上では40%以上が流産に終わるとされます。

流産とは、妊娠22週までの妊娠を継続できないことを言います。妊娠12週までは「早期流産」13~21週までは「後期流産」に区別されます。23週以降は早産として扱われます。

妊娠初期の流産の原因

妊娠初期の流産の原因

妊娠初期に流産してしまう原因としては、そのほとんどが染色体異常にあるとされています。また、多胎妊娠も流産しやすい傾向にあります。

染色体異常が主な原因なので、母体の運動や仕事が流産に影響することはほとんどないとされています。

妊娠初期の流産の症状

妊娠初期の流産の症状

妊娠初期の流産の症状として

軽い下腹部痛、少量の出血

または

重い下腹部痛、多量の出血

このような症状が多くみられます。症状がない、痛みも出血もない、または弱い場合もあります。

流産の兆候として、少量の出血が続いたり断続的または規則的に痛みがあって痛みが強くなってくることが多いようです。

妊娠初期の下痢は流産の兆候?
妊娠初期に下痢になると、流産になるという説がありますが、下痢が流産の直接の原因になることはありません。

6人に1人という高い割合で流産になるためたまたま下痢になる人がいてこういう説が出てきていると推測されます。

このような兆候が出たら、すぐに産婦人科へ連絡して指示を仰いでください。

妊娠前・妊娠初期に絶対必要な葉酸

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方


この次は、妊娠初期の出血や茶色のおりものには注意!について詳しく紹介します。まだまだ続きます。

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妊娠初期の出血や茶色のおりものには注意!

妊娠初期の出血や茶色のおりものには注意!

妊娠初期に起こる出血や茶色やピンクのおりものには注意が必要です。茶色やピンクは血液の色です。

流産の兆候として、出血や腹痛があります。たとえ少量の出血や軽い腹痛でも流産になりかけているかもしれないのです。

出血やおりものが茶色やピンクになったら、急いで産婦人科を受診して診断してもらったほうが安心です。

妊娠初期には、いつ何が起こるか分かりません。いつでも受診できる範囲で行動するように心かげましょう。

この時期に旅行や遠出を控えるように言われるのはこのためです。できるだけ旅行などを控えるようにしましょう。

流産でも妊娠を継続できることがある

流産でも妊娠を継続できることがある

流産の中でも切迫流産は、妊娠を継続できることがあります。

切迫流産とは、流産の一歩手前の状態のことで、出血とお腹の張りや痛みが症状としてあります。

原因としては、受精卵が子宮内膜に入り込んで胎盤を作る過程で出血を起こすことが原因といわれています。

妊娠を継続できる場合も多くあり、安静を第一に考えていきます。症状が治まらない場合は入院安静となることも。

切迫流産を経験する人は、妊婦さん全体の約20%というデータもあり多くの妊婦さんが経験していることになります。

正常な妊娠でも出血や腹痛がある。
妊娠が順調でも、少量の出血があったりお腹に張りや痛みを感じることがあります。

でも自分では、その出血や痛みが流産かどうか分からないので、産婦人科へ連絡して指示を仰いでください。

流産の種類

流産は、進行度とその状態によっていくつかに分類されます。

流産の種類
・切迫流産
・進行流産
・稽留流産
・感染流産
・化学的流産
・習慣流産
・完全流産
・不全流産

このように分類されます。

参考:日本産科婦人科学会2)切迫流産,流産より抜粋。

切迫流産
胎芽が生存している可能性があり出血や、子宮口の開大または頸管の短縮胎胞の腟内脱出が確認できた場合を切迫流産といいます。流産の一歩手前の状態です。

子宮腟部ビランや頸管ポリープでないかを確認して前置胎盤や絨毛膜下血腫、胎盤剝離の有無を超音波検査で確認します。

腹痛を伴う場合は、虫垂炎、腫瘍、便秘、円靱帯の牽引による痛み、手術後の癒着と鑑別診断を行います。

多くの妊婦さんが経験し、妊娠を継続できる場合が多くあります。

進行流産
流産が始まって、多量の出血や下腹部痛が強く子宮口が拡大している状態です。一度流産が進行してしまうと止めることはできません。

稽留流産
自覚症状がない状態で、妊娠を継続していない状態です。まだ、胎芽や胎盤などの内容物が子宮内に残っている状態です。

・GS(胎芽)の最大径が 4cm以上で心拍動を認めない時
・基礎体温などより排卵(受精)時期が確実である場合
・経腟超音波で妊娠 7 週以降または経腹超音波で妊娠8週以降に心拍動を認めない時

このような時に稽留流産が疑われます。

感染流産
流産経過中に子宮内感染が起こって感染流産となります。症状が進行すると敗血症になることもあり敗血流産となります。

化学的流産
受精卵が着床できずに排出されることを化学的流産(Chemical abortion)といいます。

妊娠検査薬が一般的に普及したために注目を集めています。妊娠検査薬で陽性でも超音波検査で妊娠が確認できる前に体外へでてしまう状態です。

生理と同様に出血があるため妊娠に気が付かない人もいるようです。

習慣流産
習慣流産とは、妊娠しても3回以上流産を繰り返すことをいいます。妊娠を継続できない原因があると考えられますが、検査をしても分からないことが多いものです。

完全流産
子宮内にある内容物が全て排出されていることをいいます。

不全流産
子宮内に内容物が一部残っている状態です。

流産と母子手帳

流産と母子手帳

妊娠初期は、何が起こるか分かりません。流産する人も6人に1人と多くいるのが現状です。

胎のう(赤ちゃんの袋)だけ確認できて、心音が確認できないこともあります。この状態で母子手帳を交付してもらうと、もしダメになった場合に白紙の母子手帳だけ残ることになります。

これは、とてもつらいことなので心音が確認できてから母子手帳を交付してもらうことをおすすめします。

このように、妊娠初期の流産は妊娠を継続できることが多くあります。少しでも出血や痛みを感じた場合には、すぐに産婦人科へ連絡して指示を仰ぐようにしましょう。

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