
タイミング法の回数は?
タイミング法の回数は、生理周期で言うと5回ぐらいが目安となります。なぜ5回が目安になるかというと、タイミング法の指導を受けた人で5回目までに約90%の人が妊娠しているからです。
タイミング法を6回以上続けても妊娠率は下がっていくので、人工授精や体外受精も選択肢の一つになります。
タイミング法の仲良しの回数は?
タイミング法での仲良しの回数は重要です。中には排卵日当日しか仲良ししない人もいますが、最新の研究では排卵日の2日前が一番妊娠しやすいことが分かってきました。
つまり、排卵日当日だけでなく前3日、後1日ぐらいの期間で仲良しするほうが妊娠しやすいことになります。
この期間の仲良しの回数は、毎日か2日に1回ぐらいの集中的に仲良ししたほうがよいとされます。排卵日当日だけの仲良しで妊娠できないと思っている人は回数を増やすといいかもしれません。
■排卵日だけの仲良しじゃ妊娠しない?
妊娠する方法として一般的なタイミング法ですが、排卵日だけ仲良しするよりも排卵日を気にせず週2・3回仲良ししたほうが妊娠しやすいという産婦人科医もいます。
ある産婦人科の医師は、妊娠したいと相談されると「まずは毎日仲良ししてください。」とアドバイスするそうです。
このようなことからも、排卵日だけ仲良しするよりも定期的に仲良しするほうが夫婦仲もよくなるのでいいかもしれませんね。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、タイミング法に失敗する原因について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
タイミング法に失敗する原因
タイミング法を何回試しても失敗する原因として
・ママが生理不順、無排卵
・パパがプレッシャー
このような原因が考えられます。
●ママが生理不順、無排卵
ママが生理不順だと、排卵日が遅れたりするので妊娠しにくくなります。生理不順の人は、タイミング法を試す前に生理不順を治療してから試すようにしましょう。
また、排卵が起こらない無排卵でも失敗する原因になります。無排卵でも生理のような出血があるので生理が来ているので排卵があるわけではありません。
自己流のタイミング法で失敗ばかりするときは、産婦人科で指導してもらうことも方法の一つです。受診する場合は不妊外来を受診するようにしましょう。
●パパがプレッシャー
意外なことにパパが失敗の原因になっていることがあります。「今日が排卵日よ」と言われるとプレッシャーが掛かって精子の数が減少したり運動率が悪くなったりすることがあります。
不妊検査である精液検査を受けるだけでも精子の動きが悪くなったり数が減少したりします。このため、精液検査は何回か行うクリニックもあるほどです。
こちらの対策としては、排卵日を感じさせない仲良し、週2・3回ほど仲良しすると排卵日を気にしなくてもいいことになります。男性は意外とデリケートなのです。
タイミング法の回数は、5回を目安にして行うようにしましょう。
この他、タイミング法を成功させるコツはタイミング法を成功させるには?で、タイミング法と妊娠の関係についてはタイミング法と妊娠で詳しく解説しています。
不妊治療の種類については不妊治療の種類でまとめました。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。