稽留流産でもつわりがある?9週、10週目なら赤ちゃんが原因。

稽留(けいりゅう)流産

稽留流産とは

稽留流産とは、赤ちゃんの成長が止まっても、まだ子宮内に胎盤などの組織が残っている状態のことを言います。

出血や痛みなどの自覚症状がないのが特徴です。自覚症状がないため、自分では気が付きにくく定期健診のときにはじめて分かる場合が多くあります。

稽留流産の原因

稽留流産の原因

稽留流産になる原因は、ほとんどが胎児の染色体異常によるものだと考えられています。妊娠初期に仕事や重いものを持って流産になる可能性はほとんどありません。

何らかの原因で染色体異常の精子や卵子が受精して着床、細胞分裂の過程で成長が止まってしまうようです。妊娠12週未満の流産は胎児側に問題があるとされています。

稽留流産の症状・兆候

稽留流産の症状・兆候

稽留流産の特徴は、事前の兆候や自覚症状がないことです。出血や痛みなどの兆候や症状が無いため稽留流産しているとは気が付かずに過ごしていることも。

流産を予防する薬や進行を止める薬は無いので、稽留流産とされれば、子宮内をきれいにする子宮内容物除去手術を行うか、自然流産を待つことになります。

稽留流産とつわり

稽留流産とつわり

稽留流産となっても妊娠つわりの症状が続きます。赤ちゃんの成長が止まっているのにつわり?と思うかもしれませんが、胎盤や絨毛など組織が残っているためつわりが続きます。

稽留流産によるつわりは、手術後あるいは自然流産後に治まってきます。治まる時期は、術後すぐか一週間程度のうちに治まることが多いようです。自然流産を持つ場合も同じで、レバー状の組織が出てからすぐ、あるいは一週間程度で治まってきます。

稽留流産が起こりやすい週・時期

稽留流産が起こりやすい週・時期

稽留流産は、妊娠6週から9週の時期が起こりやすいとされています。7週前後で心拍(心音)が確認できることが多いので心拍確認後も稽留流産になる可能性があります。

妊娠12週以前の流産は早期流産と呼ばれ、赤ちゃんの染色体異常が主な原因です。仕事や運動が直接流産の原因となることはほとんどありません。仕事などのストレスも流産になると言われますが、因果関係は解明されていません。

稽留流産での自然流産

稽留流産での自然流産

稽留流産と診断された場合の治療法は、子宮内をきれいにする子宮内容物除去手術を行うか自然流産を待つ方法があります。

子宮内容物除去手術を行う理由は、子宮内での感染を防ぐためです。手術は診断確定後早めに行うことが望まれますが、健診などで分かった場合は1週間ぐらい後に再検査して診断を確定することが多いようです。

1週間の間隔を開けるのは、心拍が確認できない場合でも数日後に心拍が確認できて妊娠が継続している場合があるからです。

もう一つの大きな理由は、心の整理をしてもらう時間を作るためです。今まで心拍まで確認できていた赤ちゃんを失うショックは大変大きなものです。事実を受け入れる準備期間として間隔を空けている一面もあります。

自然流産を選択した場合は、夜中の大量出血や感染症などのリスクが高まることを認識する必要があります。また、組織が子宮内に残っていると手術しなければならないので慎重に検討したほうがいいでしょう。

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの先天性異常のリスクに注意を払うようにしましょう。

妊娠初期といえば、「私の赤ちゃん」がぐんぐん成長する時期です。

この時期に重要な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなることが分かっています。

葉酸は日頃の食事でも摂取できますが、妊婦さんに必要な量に足りていないのが現状です。

葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。

詳しくは、下記ページを読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

稽留流産の術後

稽留流産の術後

子宮をきれいにする手術は当日もしくは次の日に退院できるものです。手術は全身麻酔で行われるので痛みは感じません。術前の処置として子宮口を広げるラミナリアを投与するときに痛みを感じることがあります。

術後は、安静にして自分でトイレに行けるぐらいになったら退院という施設が多いです。術後に出血するときがありますが、1週間ぐらいで治まってきます。

だらだら出血が続く場合や大量の出血など異変を感じた場合は、すぐに病院を受診してください。

■稽留流産には保険金が下りる場合も

入院保険には、婦人病の特約が付いている場合があります。特約がなくてもカバーされていることも。約款には稽留流産ではなく「その他の子宮に関する手術(中絶を除く)」に該当するようです。

入院しないと保険金が下りないこともありますので、保険の担当に聞いてみることをおすすめします。

稽留流産後の次の妊娠

稽留流産後の次の妊娠

稽留流産後の次の妊娠は、3周期(3回生理が来る)空けることが推奨されています。赤ちゃんを受け入れるには準備期間が必要です。体と心を休めるためにも必要な期間です。

稽留流産はとても悲しいのですが、次の妊娠のためのステップとして前向きに取り組んでいる方も多くいます。焦らずに精神的に落ち着いてから始めてください。

以下、稽留流産まとめです。

稽留流産まとめ

・術後すぐにつわりの症状がなくなるか一週間から1ヶ月で治まってくる。
・術後の出血は一週間前後、も生理のときと同じような感じに。稽留流産になる時期は10週前後が多い。
・12週以前は赤ちゃんの遺伝子に問題がある。
・子宮内に胎盤などの組織が残っているため早めに手術した方がよい。感染症予防のため。
・状態によっては自然流産を待つ場合もある。
・通常は、稽留流産と診断されても一週間ぐらい待つ(その後に赤ちゃんの心拍が確認されることがあるため)
・自然流産を待つ場合には、大量出血と生理痛がいつ起こるか分からない。子宮の中に胎盤など組織が残っていると手術しなければならない。
・術後の出血は一週間程度、2週間ぐらいは安静にする。子宮口を広げる前処置ラミナリアで痛みがある。術後吐き気があるが痛みはあまりない。術前に薬が痛みがあるときも。
・手術をしたほうがいい?次の妊娠の準備のためしたほうがいい。感染症などが怖い。大量に出血して輸血が必要なときも。
・自然流産したときはレバー状の血塊が出ることがある。これが組織?
・抗核抗体が流産の原因?おなかの赤ちゃんを「異物」と判断して体の外に出そうとするため稽留流産になる原因に。

妊娠前・妊娠初期に絶対必要な葉酸

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方


つわりや悪阻と流産の関係についてはつわり・悪阻と流産でまとめています。つわりや悪阻の対処法については妊娠つわり・悪阻対策でまとめています。参考にしてください。

色々なつわりや悪阻の症状についてはつわり・悪阻でまとめています。

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