不育症を克服するには?

不育症を克服するには?

不育症を克服

不育症を克服するには、正しい知識を得て、正確な情報を知ることが大切です。原因があるときは、治療を行って次の妊娠に備えるようにしましょう。

不育症とは?

不育症とは?

今一度、不育症について整理してみましょう。

日本産科婦人科学会によると、不育症とは「妊娠 22 週未満の胎児が母体から娩出されること」と定義しています。

つまり、何らかの原因で妊娠が継続できなくなることを指し、2回以上流産を繰り返す反復流産や3回以上繰り返す習慣性流産も含まれます。

ですが、生化学的妊娠(昔は化学妊娠、化学的流産と呼ばれたもの)は回数に含みません。これは、異常がないカップルにおいても起こりえるもので、不育症に含めるかは今後の検討課題になっています。

不育症は偶然起こる?

厚生労働科学 研究班(齋藤班)によると、不育症と診断されるカップルの約半数は偶発的流産であることが分かっています。

約半数のカップルは、特別な治療を行わなくても次回妊娠予後は良好とされています。残りの半数は凝固異常や夫婦の染色体異常や、 子宮形態異常などの共通のリスク因子が認められることがあります。

しかし、約半数のカップルが偶発的と言われても、確率的には、2回以上で2.25%、3回以上になると0.34%です。この確率を偶発的と言われても納得できないことがあります。

ですが、あくまで確率の問題ですので、医学的には偶発的となります。

言い換えると、半数のカップルは治療を行わなくても妊娠できる確率が高いということになります。だだし、2回以上流産を経験した人は不育症検査を受けたほうがよいとされます。

正確な不育症の症例数は不明ですが、毎年妊娠する人の約数万人は不育症の可能性があると言うことです。

参考:反復・習慣流産(いわゆる「不育症」)の相談対応マニュアル

この次は、不育症のリスク因子と克服の仕方について詳しく紹介します。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸
妊娠前、妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方


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不育症のリスク因子

不育症のリスク因子

不育症のリスク因子は、

・夫婦染色体異常
・子宮形態異常
・内分泌異常
・凝固異常

このようなリスク因子があります。

厚生労働科学研究班(齋藤班) によると、子宮形態異常 7.8%、甲状腺異常 6.8%、夫婦いずれかの染色体異常 4.6%、抗リン
脂質抗体陽性 10.2%、 第Ⅻ因子欠乏症 7.2%、 プロテイン S 欠乏症 7.4%、 プロテイン C 欠乏症 0.2%でした。 残りの 65.3%はリスク因子がわからないリスク因子不明でした。

この他に、心理的な因子があります。

不育症の克服の仕方

不育症の克服の仕方

不育症と言われても、約半数のカップルが何も治療を行わなくても妊娠できる確率が高いとされます。

しかし、流産によるショックなどでぶ「病的な悲嘆」 に進展することがあります。 不安障害やうつ病となって妊娠することを諦める女性もいます。

海外の報告では、流産後早期には 20 ~ 40%の女性が不安症状になるというデータがあります。

日本では、こういったことを隠して気丈に振る舞う場合が多いので、周りの人も気が付きにくく、流産後早期には 28%の女性が抑うつ症状を持ち(一般女性の4.0倍)12 か月後でも9%の女性が症状があると報告されています。

流産後の病院やスタッフの対応も、「よくあること」 や「(根拠なく) 大丈夫」 と言う言葉で嫌な思いをしている人も多いです。

「あまり話を聞いてくれなかったこと」 や、「気持ちを理解してくれていないと感じたこと」と言う意見もありました。

このことからも、次の妊娠を目指して不妊症を克服するには、夫婦で検査を受けて異常がないか調べるようにしましょう。

これは、研究段階ですが、検査に異常がない場合にもカウンセリングを受けることで 赤ちゃんを授かる率(生児獲得率)上がるという研究もあります。

カウンセリングだけで、妊娠が継続できるかは不明ですが、カップルの苦痛の緩和という点では、いい傾向にあると推測されます。

困ったことに、不育症外来の数は少ないのが現状です。不育症外来を持っている施設はカウンセリングなどを行っている施設もあります

不育症を克服するために、セカンドピニオンとして不育症外来を受診することも選択肢の一つです。

この他、不育症全般については不育症で詳しく解説しています。読んでみてください。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

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